このところ、

成功哲学は大きな分岐点に差し掛かってる。

 

 

そんな風に感じているなべまきです。

 

先日、東京での勉強会で

「脳科学」が取り上げられました。

 

私の師匠の話では

世界の人材育成の世界でも

「脳科学は無視できない」という

流れになっているそうです。

 

 

私が一番最初に出会った成功哲学の本は

「思考は現実化する」でした。

 

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき 思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

 

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それまでは自分の個性に問題を感じ、

心理学の本を中学から、

 

不思議な現象を目にするので

スピリチュアル系の精神論、

神様だ天使だという本を読んでいました。

 

 

「思考は現実化する」は

数年前、入院をした際に読んだ本で、

退院までに要点を一冊のノートにまとめました。

今でもそのノートは取ってあります。

 

 

この本については知っていましたが、

新聞の広告欄でナポレオンヒルの名前を見るたびに

「怪しい本なのだろう」と感じていました。

 

 

実際に600ページ以上のボリューミーな

この本を読み終えて1つ決めたのは、

 

 

スピリチュアルから離れること

 

 

でした。

 

ザ・シークレット ザ・シークレット

 

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ザ・シークレットという本も全シリーズ読みました。

 

が、

とても感覚的で自分の中でも

解っている部分と腑に落ちない部分がありました。

 

今の仕事についてからは

論理的に解説できないのでは

いいものとは呼べないな…

人に勧めることはなくなりました。

 

 

それからは、

論理的に解説しているものを手に取り、

潜在意識よりも「脳の機能」を学ぶ方が

ずっと効率がいいなと感じています。

 

 

心と呼ばれる根拠のないものも、

潜在意識と呼ばれている目に見えない

「起きている間は向き合いにくいもの」

 

 

愛情も、怒りも悲しみも、殺意も

みんな同じ頭の中で起こってることで、

指令として心臓がドキドキするだけでしょ?

全ては体内の微弱電流がなせるワザ!(笑)

 

 

現行している成功哲学は

 

 

・自分を愛しましょう

・具体的なイメージをしましょう

・楽しいことだけしてましょう

・ありのままでいいですよ

・憧れの人を見つけて目指す

 

 

まんざら間違っちゃいないんですが、

この言葉の裏側でやるべきことがあるんです。

 

 

言葉の表面だけを受け取って

何も現実が変わらないって人

が溢れているでしょ?

 

 

自分を愛しましょうと、自分勝手

具体的なイメージと、ただの妄想

楽しいことだけと、責任放棄

ありのままと、向上心ゼロ

憧れの人と、憧れるだけの自分。

 

 

結構勘違いしてる人が多いんですよね。

ああ、心配しないでください。

私も入院する前まではそうだったから(笑)

 

 

日本人は特に、

 

・ぼんやりしたもの

・グレーの部分

・空気感

 

というものが好きかもしれません。

肝心なことは明らかにしないのが

美しさでもあったり、気づかいだったり。

 

 

ただ、昔の日本と現代の日本では

ぼんやりさせていいものとそうでないものの

区別が付きにくくなっている気がします。

 

 

現代は、

 

都合が悪い部分は隠す

視たくない部分は見ない

 

という風潮で、

私が習ってきているものとは違います。

 

 

私が学んでいることや

自分自身が体感してきてるのは

 

 

弱点を知って、

強みを伸ばす

 

 

です。

 

 

弱点は無視しません。

 

 

大人になって弱点を知るってのは

マンホールの中に自ら入っていくようなもんなので

「できれば臭いものには蓋をしていたい」

そんな気持ちも分からないでもないんですけどね^^

 

 

さっき上げたザ・シークレットも間違ってないんです。

とても感覚的なだけです。

肝心のステップが抜けています。

 

 

人はね、

言葉で落とし込めない物を

感覚的に受け止めて解釈するってできないです。

 

 

イメージには言葉があり、

言葉にはイメージがあり、

どちらが欠けても実現は困難になります。

 

 

子供に勉強を教えていると、

子供たちがよく言ってます。

 

「言葉の意味がわからない漢字や英単語は覚えにくい」

 

と。

 

 

テストの間違い見直しをしていると

たまに腹を抱えて笑いたくなる間違いをしてきますが、

 

 

「意味がわからない」

「イメージできない」

「言葉が何をさしているかわからない」

 

 

というのは落とし込めないんです。

 

ぶっちゃけ、

コーチやカウンセラーという職業の人たちでさえ、

この理論を分からずにやってる人も多いです。

 

 

言葉を扱うにもかかわらず、ね。

 

 

それが分かんなくて思考の書き換えだとか…

 

 

 

おふざけにならないでください

 

 

 

と感じちゃったりするのです。

 

 

人に伝える立場の人は

伝えることに注力しすぎて、

伝えられる側の言葉を

考えずに突っ走る傾向があります。

 

 

自分がやっていることが

正しいと思えばおもうほどね。

 

 

直観は正しい!

ゴールをイメージしましょう!

 

 

大成功している人たちは

やっぱり、コレ、言います。

 

 

けれど、

「感じて!ほら、あなたも感じて!」

「イメージして!見えるまで!」派の人は

ちょっと悪徳かなと感じます。

 

 

結局、脳の仕組みを知らないと

潜在意識って言葉に逃げて、

全てを潜在意識って包んでしまって、

 

 

実体のない成功哲学になる

 

 

そんな風に現在のカウンセラーや

コーチ業界を見てると思います。

 

 

脳科学の専門家になる必要はないし、

私も専門家じゃありません。

 

 

でも、

潜在意識はこの頭の中なんだよ!

って学んできてる人は

一緒にされたくないですよね?(笑)

 

 

だからあえて書いちゃいましたw

 

 

世の中の物理学者とか

量子力学の人たちが

見えない存在を追いかけて研究してるのに、

 

 

その基本的な科学を無視して

成功哲学もクソもないだろと

リアリストな私は

誰でも使いこなせる脳のナビゲーションを

伝えていくのがいいのかなと思ってる今日この頃。

 

 

「難しそう」って言うのはナシです。

 

 

あなたは

今足を動かそうと思ったら動かせるし、

瞬きを5秒我慢しようと思ったらできるんだから。

 

 

自分の脳に指令を送る。

難しかったら生まれたとたんにとっくに死んでますからねー。

 

 

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