こんにちは、なべまきです。
ひとり社長の強い味方、
セールスライティングと、
セルフブランディングで
あなたの魅力と能力を引き出し、
発信する術を伝えます。
というのが私の仕事です。
(さらっと書くとね)
以前、こんな記事を書きました。
あなたは
「あなたの職業は何ですか?」
と聞かれたとき、どう答えますか?
肩書を述べますか?
役職を述べますか?
それとも・・・
つい最近、
私の大好きな星野源君が
伊丹十三賞を獲りました。
ニュースでは、
音楽、エッセー、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界が評価された
と伝えていました。
しかし、彼には葛藤がありました。
「芝居の現場に行くと『音楽の人でしょ?』と、
音楽の現場に行くと『芝居の人でしょ?』と
(言われ、枠から)あふれてしまうというか、居場所がなかった
20代後半からどこかに属するより『好きなことをやろう』『一人前になりたい』という気持ちでどの仕事もやっていたら、素晴らしい賞をいただきました。伊丹さんから『それが君の居場所だよ』って言われているみたいで、うれしかった。
私はニュースで彼が喋っていたのを聞きましたが、
自分とあまりに重なっていて涙が出そうでした。
源君の大ファンなので、
彼の色んな本を読んだりもしましたし、
多くの番組で彼の話も聞いてました。
アレもできる、コレもできる。
生きるのが不器用なくせに、下手に器用。
うまくいけばマルチプレイヤー、
うまくいかなければ器用貧乏。
人には才能がないと言われるけど、
できることしか続けられないのが自分。
クリエイターにありがちです。
自己表現のスキルはたくさん持っているのに、
それを他者に分かる成果につなげられない葛藤。
ビジネス塾に入れば
「一つに絞りましょう」
「他のことはやめてください」
「マルチ?いや、それは器用貧乏というんですよ」
私は実際に言われたことがあります。
今となってはこの言葉の真意は分かりますが、
そのときは自分の出来ることを否定されたかのような気分でした。
世の中には
マルチプレイヤー型がいるんです。
やはりそれは
クリエイターの世界に多いです。
そういう人に
「あなたの職業はなんですか?」
と聞くと
「○○したり、○○したり…」
という紹介が始まることが多いです。
私もそうでした。
今、星野源君の話を出したのは
職業・自分
こういう名乗り方もアリだという「提案」です。
ただし、職業・自分を名乗るためには
あなたの人格・世界を全面にさらけ出していく必要があります。
あなたの人生の歴史も。
あなたの葛藤も。
あなたの怒りも不平不満も。
あなたの幸せだったことも。
あなたの持っているコンテンツは
2の次です。
「俺(私)」という職業の人ができることは「コレ」
としっかり言える状態にあることです。
ただ、
「一つに絞りましょう」
「他のことはやめてください」
とは私もクライアントさんに言うんです。
1つのことに注力して1つずつクリアしていくのが最短コースだからです。
力が分散すれば
それぞれにかかる力は小さくなります。
同時進行は、
ビジネスのコア筋力をつけてから。
私自身が分散によるロスは経験してきました。
職業、星野源。
職業、俺。
職業、私。
星野源ワールドにドハマりしてる人なら
星野源君のようにワールドを作ることは可能です。
だって、同じものを持っているから惹かれるんですよ^^
星野源くんを例に挙げましたが、
あなたがもしマルチプレイヤーの可能性があるなら、
「職業、俺」
という選択肢も頭の片隅に置いてみてくださいね。
私の職業は「なべまき」です。
あなたの職業は?^^