前回は、「楽なダイエットを求めて」でした。
http://ameblo.jp/pink-diet/entry-10603452663.html
脂肪をなでたり、マッサージしたりして、血行を良くしていると、
意外といいことありますよという話でした。
今回は、体はやせたがっているのか、それとも太りたがっているのかについてです。
太っている人は、汗かきで、タオルを手放せないという人がけっこう多いですよね。
少し動いただけで、汗を大量にかいて、ものすごく暑そうにしています。
そんな人が、厳しい食事制限ダイエットをしてやせたらどうなると思いますか?
なんと、寒がりになるのです。
「暑い、暑い」、といつも言っていた人が、やせたら、「寒い、寒い」、と言い出すのです。
寒いと感じるようになるのは、体が、体温を下げることで、代謝レベルを下げようとするからです。
そのため、冷え性になったりします。
体温を下げるなど、代謝レベルを下げて、必死に飢餓に耐えられるような体になることを、飢餓スイッチが入ると言います。
苦しく感じるような食事制限ダイエットによって、体が飢餓感を感じると、飢餓スイッチが入って、体に入ってくる栄養を必死にため込もうとするのです。
そのため、体に脂肪がつきやすくなり、やせにくく太りやすい体になってしまうのです。
体重の数字は、標準かやややせ気味なのに、体脂肪率は高いという隠れ肥満の状態となってしまう人が、若い女性を中心にどんどん増えてきています。
これは、食事制限ダイエットによって、栄養が足りないために、体が必死に太りたがっているためでしょう。
飢餓スイッチが入った状態だと、体は入ってきた栄養を必死に脂肪として蓄えようとしてしまいます。
それが怖くて、ますます食べる量を減らそうとして、やせにくく太りやすい体になってしまうのです。
というわけで、体は太りたがっているという結論になりそうです。
でも、本当にそうでしょうか?
太っている人は、なぜ暑がりで、汗を大量にかいたりするのでしょうか?
ふつうに考えると、代謝レベルが高くて、エネルギーを大量に消費しようとしているとは、考えられないでしょうか?
体は必死にやせたがっているのではないでしょうか?
もし体がもっともっと脂肪をため込みたいならば、無駄なエネルギーは消費しないようにするはずです。
ところが、太っているときは、体は必死にエネルギーを消費しようとして、厳しい食事制限ダイエットでやせると、体は必死にエネルギーを蓄えようとします。
結論としては、体は、太っているときは、痩せたがり、痩せているときは、太りたがっている。
要するに、「体は、生存に最適な体になりたがっている。」と考えられます。
ただし、人間の場合は、体の信号どおりに食べることがちょっと難しくなってしまっています。
頭(心・意思)が大幅に介入してくるからです。
体の信号どおりに食べることは簡単ではないけれど、体は最適な体型になろうとしている、というのが今回の結論です。
どんなふうに思われますでしょうか?
次回からは、さらに具体的な例で語っていきたいと思います。
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