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「暮らしココロ」 運営局では、その記事にちなんだ写真とエピソードを募集しているんですが、今回のテーマは、あなたの大切なペットです。

私にとってペットのいない生活なんて考えられないけど、ペットを飼うとどうしても避けられないのが病気や死ですよね。実は猫ちゃんは歳をとって少しずつ体が弱っていっても、飼い主に心配をかけないように元気なふりをするそうです。だから、体がかなり衰えてきてバタバタ元気がなくなったように見えるそうです。

でも、本当は少しずつ弱っているんですよね。

猫は三年の恩を三日で忘れるということわざがありますが、そんなことはないです。

確かにワンちゃんほど愛情表現が激しくないですが、飼い主の気持ちを読み取り寂しい時や落ち込んで着る時はそっとそばにいて慰めてくれます。足をぶつけて思わず叫んだら、駆け寄ってきて心配そうに鳴きます。

多頭飼いをしていると、1匹が具合が悪いと他の子も心配してご飯を食べません。

動物は自分にもうすぐ死が訪れるのを察するのだと思います。ずっとベットの横で寝ていた猫ちゃんが、ある日、私の胸の上で顔を近づけて寝るようになりました。その日からずっと人の体の上で寝るようになり、日中も私の傍から離れなくなりました。

その頃には体もずいぶん弱っていたのですが、以前何度か大病をして手術をした時は普通にベットの横で寝ていたし、触られたくないようで机の下など人の手の届きにくいところに隠れるように寝ていました。

なので自分の死がもう近いと感じた時、具合が悪いので触れられたくないという思いより、家族のそばにいたいという思いの方が強かったんだと思います。

そんな時、私も体調が悪く私自信が入院してしまいました。本当はずっとそばにいたかったのですが、前から決まっていた入院で避けれませんでした。

私が入院してからその猫ちゃんは、バタバタ悪くなったそうで母は私が退院して家に帰るまでもたなかったらどうしようと、そればかりが心配だったのすです。

でも頑張ってくれて、私が帰ったときは自分では動けないし、ご飯も喉を通らない状態でした。

注射を打つために通っていた動物病院に、よく家に遊びに来ている友達の車で連れて行ってもらったときの事です。私が助手席で猫を抱っこして、その友達が運転をしていたのですが、その人が猫ちゃんの名前を読んだらほとんど動けない体なのに、首を必死で傾けてずっとその友達を見つめました。

もう自分で寝返りをうつことも、首を動かすこともできなくなっていました。私がいる方向を向いて横になっていたので、ずっとその姿勢じゃきついだろうと反対をむかせたとたん、動かない体を必死で動かして私のいる方をむこうとしました。人が見える方向に体を戻すと安心したようにおとなしくなりました。もう、呼吸も弱くなって微かな呼吸で生きているのを確かめないといけない状態です。

私が退院して1週間頑張ってくれました。その間、一度も目を閉じずずっと開けたままです。理由は分りませんが、目をつぶって寝てしまえば、そのまま死んでしまうと思ったのかもしれません。

17歳だったので老衰ですが、いろいろなことを後悔してしまいますね。自分の飼いかたが悪かったせいだとか、あれが悪かったのかもとか、もっとこうしていればよかったとか、死は避けられないことと分っていてもやっぱり自分を責めてしまいます。

ピンちゃんのブログ

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