2部 1-3.先生とウソ、そしてメガネ ( 櫻葉小説・嵐 ) | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】


テーマ:先生と嘘メガネ
に、収録してゆきます♪


初めて↓
先生と嘘メガネ1.



おさらい↓
嘘メガネ1-2





Ⅱ.1-3 先生とウソ、そしてメガネ





雅紀の部屋は二度目だ・・
卒業まではって・・

二十歳まではと同義語なんだろうか



・・一定の年齢を超えないとしちゃいけない事は、本当にしちゃいけないんだろうか?



別に酒だって、そういう事だって
適齢期にならなくともしてるヤツはいくらでもいて実際に自分だって酒は飲んだりする




「 風呂沸いたよ入れば? 」



ふんわりとしたバスタオルを渡してくれて背中をバスルームへと押される



「 一番風呂・・なんだろ、良いのかよ 」



「 ・・・ 
それってもしかして誘ってる? 」



一番風呂・・雅紀はオレに入れって言って
オレは雅紀に入れって言うってことは・・・



「 あっ・・
 そういう事じゃなくて・・・ 」



「 でも確かに
 オレも疲れてるしなぁ・・ 」



「 そうだよな、じゃあお前が入れよ 」



「 だから・・一緒に入ろっか? 」



何自分で墓穴掘ってんだオレは


思わずカーテンのテラスの方へと後ずさりし、一瞬に触れたカーテンの後ろに隠れてしまった



「 またぁ猫みたいに・・
そんな所に隠れて、あんまり可愛い感じにならないでよ 」



「 これの何処が可愛いんだよっ、じゃあかくれんぼすると全員可愛くなるだろ 」



「 ねぇ、そのくちは一体どういう風に言えば素直になるの? 」



そこからは根くらべのようなモンだった




カーテンに包まっているオレを
すぐ近くのソファーで座り眺めているだけで


雅紀は何も言って来ない



「 ・・・ 先に入れって 」



「 ん・・カーテンに隠れてるような子の言う事は聞きませーん 」



はぁ・・なんかムカつく・・



「 あのさぁ、ここの部屋って凄く家賃安いんだよねぇ~どうしてか分かる? 」



急に話題を変えられて、
そして考える事になる



「 欠陥住宅とか? 」



「 それじゃ訴えられちゃうよ 」



じゃあと言いかけて、
少し背筋がゾッとした



「 まぁいいや、じゃお先に入ってくるけどさ・・後ろの窓には気を付けてね 」



え・・なんで?どうして後ろの窓を気にするんだ・・


もしかしてヤバいヤツが出たりする?
よく聞くじゃん前の住人は天井から紐で何とかとか

ベランダからダイビングとか



「 マジかよ・・ 」


ゆっくりとカーテンから出ると
遮光の布地を一気に閉めてしまう


ダメだ・・それだけはめちゃ弱い


昔、弟と両親が居ない夜に怖い番組を見て一晩中寝れなかった事があった



足音を立てないようにバスルームのある廊下へ歩いて行く


すると鼻歌が聞こえ、まだ雅紀は風呂に入っていないようだった



「 翔・・大丈夫かなぁ・・廊下からテラスが一番なんだけど 」


思わず言葉の瞬間でドアを開き
腰にタオルを巻く雅紀を目にする



「 ん・・どうしたの?
カーテンごっこは終わり? 」



「 入る・・オレも風呂に一緒に入る 」



「 先に入って来て良いよ、オレ風呂の前に髭剃るのが日課だからさ 」


「 髭ないじゃん・・ねぇ入ろうよ 」


背のドアが隙間風でバンと閉まって思わず雅紀に抱きついてしまう


「 仕方ないなぁ、おいで 」


仕事着にしているジャージのファスナーを降ろされながらキスをされる


焼き鳥の匂いがして・・多分脱いでも


オレの皮膚に染み付いていそう、なのに雅紀は良い匂いがして恥ずかしくなる



「 はっ・・、良い自分でするから 」


「 ・・こういうのは
 剥く喜びってのが大切でしょ 」


「 オレだって
 二十歳になったら剥いてやる 」      


「 経験ないのに出来る? 」



・・だからそう言うのは、
おいおい経験して今度はオレが雅紀を・・


顎がグィっとあげられ瞳が近い場所で合わされた



「 オレ以外で経験したら許さないから 」



「 んだよ・・それ、
 だけどお前だって・・ 」


手首を痛いぐらいに掴まれ上着を落とされると乱暴にTシャツを脱がされてしまった


「 今までなんか関係ないでしょ、
 翔と一緒にここからだから

あまりジラしてると・・
卒業まで我慢出来なくなるよ 」


だって・・お前が言ったんだろ・・
オレだって



「 メガネのオレの方が好き?
翔は少し無理めにされないと・・

ダメなタイプなの? 」



「 そんな事ねぇよ・・ただ 」


「 ただ・・なに? 」



「 オレが卒業してもお前は正職だろ、
だからまたオレ以外にも好き・・んっ・・ 」



再び降りてきたキスで全部が器用に落とされてしまう



雅紀は腰タオルのままだから抱き上げられて風呂に連れて行かれてしまった



シャワーが、膝に乗せられたままで一気に降りそそいでくる



「 んぁっ・・何すんの!!? 」



「 そんな風に妬かれたら我慢できなくなるよ、めちゃくちゃ可愛いとか

・・反則だから 」



ボディソープを片手に取ると
ろくに泡だてもせずに背中や
・・膝を洗われてしまう



「 自分で・・・ 」



「 ここは大人の言う事を聞きなよ・・
オレが君に夢中になってんだから 」



見上げるとシャワーを一緒にかかっている雅紀の痣が見えて

細いのに骨格とかはしっかりしてて・・なんか凄く恥ずかしかったけれど、大人の男でカッコ良かった



「 ダメな所は自分で洗うぞ 」



「 ダメな所ってどこ・・
  もしかして・・ここ? 」


「 ちょお前何してんだよっ!! 」



結局一気に頭も、身体も泡だらけになり
雅紀と同じ香りにされてしまった




























・・・・つづく



嘘メガネたのしいなぁ


なうは楽しい


長く書いて
膨らませたいような無いような


葉先生の過去とかね
王子王子が拡大すぎて大変だけど

街一帯が素材になってるから
風太くんとかにゃんやんラーメンさんとかね


漫画で読みたい自分で笑


とりあえずエブリスタさんは
オレ鳴を書ききります

それで漆黒に入り
平行して星屑

そんな感じです


ZEROはね・・色々ね
まぁ頑張ります!!


全部移行したら嬉しいけど
出来ないのは消えるのかなぁ



なう




・・・

これからゆっくり
オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
エブリスタ★つむぎ部屋


upppiさんにも
置いていますが
いずれ移します
upppi



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