昔から師事している運動方面での師匠に、2~3年前から改めてヨガの基礎というか、体の運用の基礎を学んでいます。
今日はそのヨガを教えてもらう日でしたが、その中で、「案楽座」(スカーアーサナ)という座り方(あぐらに似ていますが、足を交差せずに、床に置く)で短い瞑想を行いました。
これが非常によかったですね。
心を空にすることは意識すると難しいですが、逆に何かに集中することによってその状態ができる感じがします。
案楽座での瞑想も、すっと伸びた背骨、すっと立った体の軸の感覚に意識を自然に集中していると、
心が気持ちよく空っぽになる感覚があります。

通常、日本人の場合は骨盤が後傾しています。
日本人と比較するとインドの人や西洋の人は、骨盤が約7%前傾しています。
ですから、日本人の場合正座であれば自然にできるのですが、
あぐらや安楽座、達人座のような座り方(いずれもあぐらに近い座り方です)ですと、腰が丸まってしまいます。
その場合は、お尻の下にクッションを敷くといいですね。骨盤が気持ちよくスッとたちます。
そうすると背骨も自然に伸び、体の状態に意識を集中するのが楽になります。
こうすると瞑想のようなものもやりやすくなると思います。
「瞑想」というととっつきにくい場合は、「呼吸」と「姿勢」に意識を向けて整える。これでいいと思います♪