ピラティスエクササイズの広がり | アメブロ ピラヨガ道ノート

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ピラティス、ストレッチ体操、ヨーガ、武道・・・その他、学びと思い。

さて、前回の続きですが、戦後ピラティスさんは、ドイツにもどって警察で働き、その後陸軍に徴兵されます。

その後1926年、ニューヨークに移住し、移住の途中で船上で出会った妻のクララとともに、ニューヨークで始めてのエクササイズ・スタジオを開設しました。

このスタジオ「ジョーズ・スタジオ」は徐々に、ダンサーたちに人気のスタジオとなりました。

マーサグラハムなど多くのダンサーたちがこのスタジオに通いました。

 

ピラティスさんのスタジオは、ぼろぼろの古い建物で、その中の部屋の(スタジオの)一角で、胸をむき出しにして、小さすぎる青いパンツをはいた小柄なピラティスさんが、煙草を吸いながら、一風変わった道具(リフォーマーのようなピラティスマシンだと思われる)に腰かけて、けがをしているダンサーに、動きの指示を出している。。。ピラティスさんの「ジョーズ・スタジオ」では、そんな光景が見られていたようですね。

 

 

1967年、ピラティスさんは亡くなりました。

 

ピラティスさんは、遺書を残さず、また後継者を指名しませんでした。

これが、その後、このエクササイズが、自由に「ピラティス」の名で世界中のフィットネス界に広がることにつながったと思われます。

 

ピラティスさんは、自分を押し付け、人を押しのける、そして朝から晩までイライラしている。そんな世の中の風潮が、多くの体に現れる不調につながっているのだ。。。と指摘しています。

 

世知辛い世の中ですが、当時もすでにそんな状態だったのか。。。と思いましたね。

 

ピラティスは、今では、美容の効果を期待されたり、理学療法士によって押し進められたり、ジョディ―フォスターやグレゴリーペック、マドンナなどのハリウッドスターを魅了しました。

 

 

ピラティスは、体幹の筋力と柔軟性を高めで自分の身体に耳を澄ますきっかけとなります。

 

身体に対する気づきを高めます。

 

そしてピラティスは、心と体両方に影響をおよぼす。