ーこれを読んだら、きっと銭湯に行きたくなるー
銭湯離れや閉店が進むなか、銭湯が減らないよう、銭湯の良さを広げる地道な活動を勝手に活動中
第2回目は多摩川にほど近い【秀の湯】
週1回は必ず行きます。
ヘビーな理由は
やさしいお湯と番台のおじいさん
お年を召してるわりにはしっかりした声で『いらっしゃい』がいいんだな♪
これぞ「銭湯だよね!」という作りで入り口から男湯女湯に分かれていて、さだまさしの「神田川」が今にも聞こえてきそう(多摩川の近くだが。笑)
もしくは笑点に出てくる小遊師匠は間違えなく女湯に入っていき
『おっと、うっかりしてました!あ、これはこれは隣の奥さん、たいそうなモノをお持ちで...』
という小噺が目に浮かぶ(笑)
前置きが長くなったが...
【お湯】
薪なんですよぅ...
薪で沸かしたお湯は、ほ~~~んと優しいのです。
入った瞬間、ふわ~んほわ~んと体の力が抜けていく。
42度くらいでゆーっくり汗が出てくるのが心地よい。そして芯まで温まり湯冷めしにくい。
3つの湯船が横並びにあり、正面から見て、
左が黒湯
右がマッサージのブクブク
真ん中が下からブクブク
左と右はビックリするほど深い(笑)
黒湯はもちろん底が見えませんが、右側のお風呂は透明でも意外と深さがわからないもので、初めて入った時はこの2つのお風呂の深さに足を持っていかれ、2回も溺れかける(笑)
サウナなし。
水風呂もないが、水風呂慣れしている私でも肌が真っ赤になって息が止まるほど冷たい水が出る立ちシャワーがある。
【外観、内観】
外観は古いので、スーパー銭湯とかスパが好きな人はきっと引く(笑)
情緒あって私は好きだが、だいたい古い銭湯はモーレツに熱いお湯で水を入れると常連のばーちゃんにキレられるという流れなのだが、ここは大丈夫だった。
靴箱は木の鍵←これ好き。
壁画は湖が一面に。
男湯方面に富士山が見える。
(天井は筒抜け)
脱衣所は広く、縁側もある。
縁側は外から見えないよう作られているので、真っ裸で出て汗が引くのを待つのが醍醐味。
【おけ等】
王道のケロリン!
【その他】
マッサージ機は...
※写真はインターネットから引っ張りました。
この銭湯にあるものではありません。
こんな感じで、昭和丸出しなのがまたいい
混雑時間は夕方6時、7時くらいまで。
それ以降はたまに貸しきりになったりも
【総評】
昭和風情にタイムスリップできる。
全体的に古いが掃除が行き届いていて、清潔感を感じる。
星の数の代わりに
お湯5つ
♨♨♨♨♨
満点です!
参考までに
大田浴場連合会HP