過活動膀胱や尿失禁はデリケートなお話です。
私自身も『聞きにくいな』と引けていた部分がありましたが、Ｋさんとの対話の中で、もっと発信して、傾聴すべきじゃないかと考えるようになりました。
薬を飲んで症状を抑えることも大事ですが、それは【その場しのぎ】でもあります。
『飲まなくても大丈夫』の方がストレスのかかり具合が違います。
本当にいい状況は【薬がなくてもいい状況】です。
元々、私たち動物は治癒していく力を持っています。
ハル⚪ケアのような尿失禁を抑える薬や、尿取りパットが大々的にテレビCMで放送されてるくらいだからニーズはあるんでしょう。
是非、これらを卒業して、パンツ一丁(笑)で生活出来るよう応援していきたいです。
さて。
Kさんとなわとび。
以前、私がサーキットトレーニングを体験した時にものすごく久しぶりに、なわとびで【二重跳び】をしました。
跳ぶことは何とか出来たものの…
その話をＫさんに
『いやー、昔は出来たのですが、体が二重跳びを忘れてて驚きましたよー』
と話したら『なんか私もやってみたくなった！』
と言ってさっそく１００円ショップのなわとびを買って１９歳になる息子さんを連れて夜に二重跳びをはじめた模様。
……。
話は変わって。
他の施設で、出産経験のあるＡさんとＢさんというお客様がトレーニングのアップでなわとびをしたり、ジャンプ系のトレーニングするとチョロっと漏れてしまうので、尿取りパットをしながらトレーニングをしてる、というお話を伺いました。
この時点で何が本当に【しなくてはいけないトレーニング】かがわかります。
全身の、体を鍛えるトレーニングも必要ですが、もっと根本的なことを、それをトレーニングで解決できるパターンであれば解決していくべきであること。
この方たちが、本当に必要なトレーニングが何なのか、垣間見れる瞬間でもありました。
………。
話は戻してＫさん。
こんな話を聞いたので、２人出産しているKさんに、二重跳びをやって、尿漏れの気配を感じませんか？と聞きました。
なわとびを始めたころ辺りから過活動膀胱の薬を飲まなくなっていたようです。
熱心に『二重跳びが⚪回できたんです！！』のお話ばかりをされるもんだから、本当に今は薬を飲まなくてもいいんだなって思います。
そして、現在のＫさん。
連続二重跳びの回数、７回を出してからスランプに(*_*)
何とかしたいと思い、６月からＫさんのプライベートレッスンはなわとびにしました。
最初の日。
やはりまだスランプから抜け出せず２回が限界。
私も久々になわとびして、二重跳びがどれだけ出来るか試させて頂きました。
いちお、この日、私は２０回出来ました。
こうなってくると私も燃える方でして(笑)
なわとびなんてー。
と小馬鹿にしたアナタ。
これはいいエクササイズになりますよ。
子供達がやるような体操、運動というのは体を動かす基礎なものが多いです。
大人だから出来て当たり前。と思ってることが出来なくなってる可能性もあります。
そして、ジャンプをして着地をする時の衝撃。
ここで少しでも尿意を感じたら骨盤底筋郡が弱ってることも。
いやー、普段ジャンプなんてしないし。
というのが、大人の賢い、かわし方( ￣ー￣)
こういうのが、５年後１０年後の体力を左右するんじゃないかなって思います。
私はＫさんが楽しんでなわとびしてると感じたし、私も若いやつには負けないつもりです(笑)
そしてジャンプ系のトレーニングを宿題として出させて頂き、出来るときにやってくださいと。
そして翌週。
最高記録であった７回を成功！！
しかも記録を伸ばし９回連続２回も成功！！
これは盛り上がりましたね(ノ´∀｀*)
二桁まであと少し(^-^)v
ちなみに私は３７回に記録を伸ばしました！
ひとまず５０回を次回目指します！
記録が延びるにつれ、課題となってきたのがスタミナです。
ほぼ無酸素運動なので数をこなすにはスタミナが必要です！
次回はスタミナ強化トレーニングになります。
Kさん(私も)の二重跳びブームはまだまだ続きそうです(о´∀`о)
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