ずっとずっと前にチケットを購入したがん代替療法コンベンションが
昨日秋葉原で開催され、出席しました。
代替療法は正直あまり興味がなかったのですが、私が一番辛い時に
沢山の元気を頂いた杉浦貴之さんの講演もあると知ったので
チケットを購入しました。
最初は夫か母とと思っていたのですが、やっぱり杉浦さんの講演を
1人でも多くのこの病気の方とシェアしたいと勝手なお節介で
ほぼ無理矢理、ブロ友のゆにちゃんを誘って出陣ましましたよ
きゃ~っ、ゆにちゃん
若いわっ、可愛らしいわっ
化学療法の途中なんだけど、ちょっとやそっとの薬剤じゃ
やっぱり若さのピチピチ感は奪えないのねっ
杉浦さんの講演を聞けたのも嬉しかったのですが、
それと同じくらい同じ病気で戦うブロ友さんと会えた事、話せた事が
本当にうれしかったし、元気をもらいました。
まだ化学療法中のゆにちゃん。杉浦さんから元気をもらえたら
なんてお節介に考えてたけど、ゆにちゃんはすでに本当に
前向き(もちろん、そんな単純に言える事ではないですよね、ごめんなさい)で、
逆に一回りも年上の私の方が沢山元気をもらってしまいましたっ
で、コンベンションね。
食事療法とか、温熱療法、高ビタミンC療法、精神的な療法?
びっくりするほど、なんでもありな感じの幅広い講演でした。
要は、3大標準治療じゃなければ、なんでも代替療法?
いや~っ、食事!やっぱり大事ね!と、
オイオイ、翌日のランチはいきなりもうハンバーガーかい( ̄□ ̄;)
全然講演の内容が響いてないし!
なんて、自分に突っ込みを入れながらしばし回想。
そうそう、食事療法はかの有名な、済陽高穂先生の講演でした。
がんの食事療法と言えば、多分必ず済陽先生の本が並んでますよね。
先生は、まずは標準治療が大切!標準治療は長年のデータに基づいて
効果があると判定されているもの!それを蔑ろにして、いきなり
食事療法だけやりたいという患者さんの治療はしません!と
言いきってました。
食事療法の内容はいろいろありますが、う~んっ、やっぱり
耳が痛いです。
そして、杉浦貴之さん。腎臓癌で余命半年5年生存率0%と
言われた方。アンビリーバボーにも出演されたみたいです。
告知されたから一番辛かった時期に、杉浦さんの書いた
「命はそんなにやわじゃない」という本と、編集長を勤める
「メッセンジャー」という雑誌に励まされました。
ネットでたまたま検索して、アマゾンで取り寄せたのがきっかけです。
手術から13年なのですが、再発の恐怖を抱えながら、悩みながら
失敗しながら年月を重ねていくその姿は本当に普通の人で、
何度も、何度も、何度も読みました。
怖くてもいいんだ。弱くていいんだ。迷っていいんだ。
時間がかかってもいいんだ。
失敗しても、遠回りしてもいいんだ。
それでも少しずつゆっくりと歩みを止めなければいいんだ。
そう思わせてくれた一冊であり、人です。
あと、彼は、毎年がんサバイバーを募って、ホノルルマラソンに
行ってます。私が、何も症状がないのにリンパ浮腫外来に行ったのも、
やっぱり一緒に走ってみたいという気持ちが実はあったからです。。。
気持ちは凄いあるのだけど、やっぱりリンパ浮腫の要素はある事。
そして、ボストンマラソンの爆弾の一件で、子供がまだ小さいので
やっぱり無理かなあって悶々としている最中です(´・ω・`)
現在がん患者を元気づけるべく、雑誌の発行や、講演活動、
歌手活動をしています。講演の内容は、杉浦さんの経験などに
基づいたもので、特に○○療法というわけではありません。
なぜ、代替療法で杉浦さんだったのか、ちょっと不思議でした。
ただ、実は杉浦さん、13年前の術後に、主治医からも見放され、
藁をにもすがる気持ちでこの代替療法コンベンションの講演を
聞きに来たそうです。
まだ、自分にも出来る事があるんだと、講演を聞きながら
涙が止まらなかったと。
だから、13年後、自分が今度は伝える立場でこの場に
立てるのは本当に特別な事であり、感慨深いとおっしゃってました。
「元気になったから走ったんじゃない。走ったから元気になったんです。」
杉浦さんのいつも言う言葉です。
長いので後編の続きます!
↓ランキング参加中!ポチっと応援をお願い致します。