昨日クレーン事故の犠牲になった従妹の長男の葬儀に行ってまいりました。
お通夜には500人以上、告別式にも400人以上の方が参列してくださいました。
私の人生でこんなに悲しい葬儀はありませんでした。
今はまとまった文章が書けないほど悲しみでいっぱいです。

この柴田将人容疑者が犯した罪は業務上過失致死ではありません。
殺人です。
認識ある過失」より「未必の故意」というべきものです。
私は柴田将人容疑者小太刀重機心無い報道機関のすべてを許しません。

以下引用
引用はじめ

鹿沼のクレーン車暴走:母親「発作が原因かも」 3年前人身事故、会社に申告 /栃木

毎日新聞 4月23日(土)11時22分配信

 ◇退職時に
 鹿沼市樅山町の国道で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕された日光市大沢町、運転手、柴田将人容疑者(26)が3年前に事故を起こした後、当時の勤務先に母親が「持病を抱えており、発作が事故原因かもしれない」と話していたことが、関係者への取材でわかった。08年12月に柴田容疑者が受けた有罪判決では、事故原因を「仕事の疲れからの眠気」と認定。当時の捜査や裁判の過程で、持病の発作経歴が判明していれば、今回の事故が防げた可能性が指摘されている。【吉村周平、松本晃、中津成美】
 柴田容疑者は08年4月、車で通勤途中に鹿沼市御成橋町の国道交差点で、歩道を歩いていた当時小学5年の男児(9)をはね、右足骨折の大けがをさせ、執行猶予付きの有罪判決を受けた。当時勤務していた会社の男性社長によると、柴田容疑者は入社時に持病を伝えておらず事故後、退職を申し出に訪れた際、母親が持病があることを告げたという。
 また、柴田容疑者はこの事故以前にも勤務中に2回、休日に3回物損事故を起こしていた。いずれも「夜遊びしすぎで居眠りした」「スピードを出しすぎて曲がりきれなかった」などと説明していたという。
 捜査関係者によると、柴田容疑者にはてんかんの持病があり、病院に通院していた。てんかんは脳の神経細胞が突如過剰に活動して起こる、発作を伴う慢性脳疾患。多くの場合は薬で抑制でき、発作時以外は通常に生活できる。以前は運転免許取得の欠格事項だったが、02年の道路交通法改正で過去に一定期間発作がないことなどを条件に、免許を取得できるようになった。
 しかし捜査関係者によると、柴田容疑者は免許の取得・更新時に、持病があることを申告せず、3年前の事故でも「居眠りだった」と話していた。鹿沼署の五月女信夫副署長は当時の捜査について、「担当ではないから分からない」としながらも、適正な捜査だったと話している。別の捜査幹部は「(以前の事故で)持病があったことが発覚していれば、欠格事由に当たり、免許取り消しや保留などをされていた。(今回の事故が防げたのは)当然だ」と話した。
 ◇母謝罪の手紙公開
 柴田将人容疑者の勤務先、建設機械リース会社が22日、同容疑者の母親から届いた手紙を公開した。「持病、執行猶予中の身であることを隠したまま働かせていただいておりました」などと謝罪の言葉がつづられていた。同社副社長の女性(67)は「薬を飲めば発作が起きないことを知らされていれば、飲み忘れないよう注意したのに。(服薬を)怠らなければ、こんなにむごい事故が起きなかったかもしれない」と悔やんでいた。
 手紙は手書きの便箋2枚で消印は20日付け。「いつも心苦しく思っていたのですが、喜んで働かせていただいている(息子の)姿に、親ばかなことに本当のことを話せずにおりました」などと謝罪。息子の代わりに、母親としてのしょく罪の気持ちががつづられ、「これから一生かけて償いたく思います。どうぞ、お許し下さい」と結ばれていた。

4月23日朝刊

以上引用