iPhone SEが発表された3/22。その直後iOS 9.3, MacOS X 10.11.4, tvOS, WatchOSアップデートがまとめてリリースされました。
その夜に自分はMacOS Xのアップデートをかけたわけです。
ダウンロードもすんなり終わり、インストール行程もいつものように進み完了。
無事終わったと思っていました・・・。
ここまでは
再起動かけたら、まさかまさかのカーネルパニック起こしました。
白い画面で進行するかと思いきや、かつてのMS-DOSのようなコマンドラインが画面にだーっと出てくるわけですよ。
終わった・・・
まずは冷静に強制再起動を試みるが、やはりパニック。
深呼吸して、PRAMクリアとSMCリセットを試みる。やはりパニック。
こりゃアカン
う~ん、リカバリーモードは入れることが判明。
リカバリーモードでディスク修復を試みるが異常なし。
次にシステム再インストールやってみました。
序盤の「追加コンポーネントダウンロード完了後の再起動」この段階でパニックを起こすようになってしまった・・・
残すはTimeMachineからのバックアップ復元?
その前にネットで検索してみる
すると何件か引っかかりました。やはり世の中には同じような悲劇に遭遇している人がいる模様。
中でトップに引っかかってきた記事
OS X 10.11.4アップデート時にYosemiteの権限昇格脆弱性用カーネル拡張「SUIDGuard」がインストールされているとカーネルパニックが起こるので注意。
http://applech2.com/archives/20160323-os-x-10114-kernel-panic-due-to-suidguard.html
リカバリーモードで入り、Terminal.appを起動してコマンドラインからファイルを探す。
その記事にある「SUIDGuard.kext」なんて名前のファイルはありませんでした。
しかし似たような名前で「SUIDGuardNG.kext」というファイルはありました。
ダメ元でこれを削除してみました。
※詳しい場所は「/Library/Extensions/SUIDGuardNG.kext」
すると?
無事インストール完了できました~~
10.11.4は新機能と言うよりセキュリティ関係のアップデートのようでした。
いろいろシステムの権限関係の変更が大きくて影響があったんでしょうね。
そのファイルが諸悪の根源だってことをリリースしたその日に記事になってるってのもおかしいですよね・・・。
アップデートの後設定がおかしくなるとかはあったけど、起動すらできなくなるのは初めてでした。
今回は復元はしていませんが、こんな時こそバックアップのありがたみが感じられますね。バックアップしていたので安心して対応できました。