新宿伊勢丹イタリア展〜PART 01〜を終えて | il bar PIETRE PREZIOSE ~ピエトレ・プレツィオーゼ~

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2014年2月、東京・広尾に誕生した本格イタリアンバール!

Ciao a tutti!!
皆さんお元気ですか?バリスタの阿部圭介です。

今年も秋の最大の催事「新宿伊勢丹イタリア展」に出店させていただきました。

今年はなんと2部構成で、
9/19(水)〜9/24(月)が第一部「北イタリア編」
9/26(水)〜9/30(日)が第二部「南イタリア編」
と、テーマが分かれての開催。


〈PART 01 北イタリア編〉

一番の話題はイタリア・ミラノにある有名店「TRATTORIA TRIPPA」が出店!
それを横浜の名店「ラ・テンダ・ロッサ」の西沢シェフと清澄白河の「ブカマッシモ」の大沼シェフがサポートに入り、盛り上げていました。

今年のメニューはこんなラインナップ!(これでも一部です)

当店の正面から見た写真。年々、看板や販促物のクオリティーが上がってきています。

我々の右腕ともいうべきマシン。
nuova SIMONELLI社製
エスプレッソマシン→アウレリアⅡT3(2Gr)
コーヒーグラインダー→MDX 2機
今回、弊店は2部とも出店させていただきましたので、南北の異なるロースターのコーヒー豆の飲み比べで楽しんでいただきました。

今回の主力メンバーのご紹介です!
松本 卓巳(Takumi Matsumoto)
アルバ代表。
日本バリスタ協会(JBA)主催2018年バリスタグランプリ・チャンピオン。
*MAR CAFE公認アンバサダー。

岩崎 朱里(Juri Iwasaki)
*東銀座VOMERO バリスタ兼カメリエーラ

両人ともJBA・LEVEL2資格取得者でもあり、安心してお任せすることができました。

特にイタリアのバリスタはただコーヒーを淹れられるだけでなく、お客様を喜ばせる・楽しませる接客や雰囲気作りができる人間でないと務まりません。

毎回、安定の人気のカフェ・シェケラート。
いわゆる、イタリア風アイスコーヒーです。

カメラを向けられるとつい・・・

お客様に喜ばれる、安心してコーヒーを提供できるのは、必ず開店前の「調整」をしているからです。コーヒーは毎日、状態が変わりますからね、今日のベストショットを探さなくてはなりません。
こういった技術は実務経験のある、プロのバリスタならでは。

今回は私の好きな北イタリアのロースター2社のコーヒー豆をチョイスし、提供させていただきました。
お客様がどちらかの豆で好きなコーヒーメニューを楽しめるようにしました。
でも、単品よりもこの「エスプレッソ飲み比べセット」が一番人気でした。
現在、ムゼッティはデロンギ・ジャパン(株)様が販売代理店として取り扱っております。
もう一つのドージェは日本には現在、正規販売代理店はございません。この豆を取り寄せてくれたのが、東京・杉並区にあるパスティチェリアバール・ピノッキオの岩本オーナーです。彼は元うちのスタッフでして、今年独立致しました。この豆は私も思い入れがありまして、昔ヴェネツィアに旅行に行った時に入ったバールで飲んだ、衝撃的な味わいだったところから始まっています。
今では岩本氏もピノッキオでドージェの豆を使用しています。

PART 01で提供したロースター2社のパッケージ

ドージェのエスプレッソカップ

ムゼッティのエスプレッソカップ

PART 01は6日間でしたが、イタリアのエスプレッソでしかもスペシャルティコーヒーが飲めるということでそれを求めて来場される方が多くて驚きました。
私も久しぶりにスペシャルティコーヒー(今回のカフェ・デル・ドージェ)を淹れましたが、ただのフルーティーな味わいではなく、最後に奥行きのある味わいが出てくるのがさすがイタリアだと感じ、面白かったです。
ムゼッティは伝統的なイタリアらしい、力強くコクのある、ビターチョコレートのようなバランスの良い味わいが誰もが親しみやすい味わいなんだということも改めて再確認できました。

最後になりますが、サポートして下さった企業・関係者をご紹介致します。
トーエイ工業株式会社さま
デロンギ・ジャパン株式会社さま
パスティチェリアバール・ピノッキオさま
本当にありがとうございました。

PART 02編へ続く