こわれゆく女 | Pierrot Le Cinephile 映画狂いピエロの日記

こわれゆく女

ジョン・カサヴェテス監督×ジーナ・ローランズといえばこれも。


こわれゆく女
突然の水道のトラブルでしょっちゅう家を空ける水道工事員の夫。
神経症気味の妻の気持ちは次第に昂ぶり、ついに狂気の世界へ足を踏み入れる。
彼女は抑えきれない強い愛情から、夫を苦しめてしまうのだった・・・。
ありふれた日常の中での夫婦愛、家族愛を描いた作品。

この映画で見せるジーナ・ローランズの演技は凄まじい迫力があります。
鬼気迫る、といった感じ。
精神的にこわれた女性を熱演しています。
それを温かい愛情で包む夫を演じるのは刑事コロンボでおなじみのピーター・フォーク。

本当に演技か?と思えるほどのジーナ・ローランズのこわれっぷりに最初から最後まで緊張感がただよう映画です。