グロリア | Pierrot Le Cinephile 映画狂いピエロの日記

グロリア

映画の中の「カッコいい女」。
そう聞いて誰を思い浮かべますか?
先日そんな話をしていて真っ先に思い浮かべたのがこれ。

グロリア
グロリアのジーナ・ローランズ。
彼女が断トツでカッコいい女No.1ですね。
決して若くもとびきりの美人でもなく、あばずれ中年女の魅力全開。
しかし、ピンヒールでニューヨークの街を走り回り、銃をぶっ放すジーナ・ローランズの闘う姿はただただかっこいい。
コロコロ変わる洋服の着こなしもかっこいい。
また、ホテルのシーンなどで少年フィルに対してみせる突き放した優しさもまたいい。
最高にタフでクールな女性です。

舞台はニューヨーク。
ギャングの金を横領した組織の会計係のプエルトリコ人が家族もろとも惨殺された。
唯一生き残った6歳の少年フィルを連れ出したギャングの情婦グロリアは、金の流れを記した手帖をめぐって組織から追われるはめになってしまう。
逃避行を繰り広げるうちに、子ども嫌いだったグロリアと少年フィルは次第に心を通わせていく・・・。
監督はジーナ・ローランズの夫で俳優でもある、ニューヨーク・インディペンデント映画の巨匠ジョン・カサヴェテス。

古い映画ですが、今見てもやっぱりカッコいい。
未見の方にはぜひぜひ見てほしい作品。

この映画、シャロンストーンでリメイクもされていたみたいだけど、
グロリア
こりゃだめっぽい。(見てないけど)
だって美人すぎるし。
イメージが全然違う感じ。