Sonnox OxfordのElite bundleを導入した。


7つのプラグインがセットになったもので
WAVES同様にスタジオ御用達のプラグインなのだが、
なぜか今まであまり購入しようという気にならなかった。


 Oxford EQ


その理由は「デザインが古臭く感じるから」というものだったのだが、
実際に使ってみると、
デザイン性は置いおき、その性能だけに着目すると
相当使いやすく、また音も素晴らしいと感じた。


 Oxford Reverb  


元々Sonnox Reverb目当てで、
Reverbだけ単体で買おうとも思ったのだが、
どうせならまとめてということでバンドルで買った方が得なので、
Elite Bundleを購入。



お目当てのOxford Reverbは色々な雑誌や動画などで
エンジニアの方が愛用しているので、
ずっと気になっていたリバーブだったのだが、
物凄い細かいところまで追い込むことが出来て、これは凄い!と感じた。

  
既にたくさんのリバーブプラグインを使っているけれど、
演算系のリバーブプラグインとして今後のメインとして使っていきたい。


長かったリバーブ探しの旅もこれで一応終了だと思えるくらい良く出来ている。



コンボリューションリバーブはほかにも色々使っているけれど、
演算系リバーブはもうこれで満足できる。


ほかにも地味に良かったのが、
SuprEsserInflatorだ。


 Oxford SuprEsser


SuprEsserは基本的にはディエッサーなのだが、
WAVESなどのディエッサーと違い掛かる範囲を細かく設定できるし、
掛かり方も現時点で所有しているディエッサーよりも自然?に感じる。


便利なのが周波数だけでなく、
そのバンド幅まで設定できることだ。


WAVES Renaissance DeEsser


この辺りは好みの問題かもしれないが、
現在メインで使用しているWAVESのRenaissance DeEsserと
組み合わせて使っていきたい。



周波数とそのバンド幅を設定出来るのが良いのか、
元のボーカルトラックによるが、
Sonnoxの方はデェッッサーにいちいちオートメーションを書かずに
入れっぱなしでも結構いい感じなる。


 Oxford inflator


inflatorはリミッターとエンハンサーが合体したようなプラグインだが、
立たせたいトラックにガンガン挿していくだけで、
大いに効果を発揮してくれるので、
これはなかなか良かった。


特に難しい操作が必要なわけではなく、
基本的な僅かなパラメーターの操作だけで使えるお手軽プラグインなのだが、
その実用性はかなり高い。


あとは個人的に「おぉ!」と感じたのだ、
Oxford dynamicsで主な用途はコンプレッサーだが、
なかなか機敏で言うことを聞く感じなので気に入っている。


Oxford dynamics


変な色付けがあるわけでもなく、透明な感じだが、
物凄く細かくコントロールが効くので、
ヴィンテージ系の色付けの濃いものではなく、
純粋にダイナミクスのコントロールを行いたい時は
今後はこれもメインで使っていきたい。



ほかにもトランジェントとイコライザーとリミッターがあるが、
EQはもちろん素晴らしいEQであることには違いないが、
昨今のたくさんのメーカーが参入してきた現状では、
ちょっと個性が弱いかもしれない。


昔から愛用しているエンジニアさんにとっては
この上なく素晴らしいプラグインなのだろうが、
これから使い始める方にとってはほかにもたくさんの選択肢があると思う。


Sonnoxはどちらかというとプロユースなプラグインに入るが、
一昔前ならいざ知らず昨今は比較的に安価で手に入るので
(昔に比べてという意味です)
「デザインが野暮ったいけどどうなの?」と思っている方には
ミックスでの実用性はかなり高いプラグインなので結構お勧めです。





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