斬新なブックフェアでメディアから注目を集めていた(株)久住書房が破産
 (株)久住書房(TSR企業コード:010021540、札幌市西区琴似2条7-2-5、設立昭和33年4月、資本金2790万円、久住邦 晴社長、従業員7名)は6月29日、札幌地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には桶谷和人 弁護士(植物園法律会計事務所、同市中央区北2条西10、電話011-210-1201)が選任された。
 負債総額は約5億円。

 昭和21年9月に「くすみ書房」の屋号で創業された書店。書籍・文房具の小売のほか札幌市西地区の指定書店として、学校向け教科書・教材の販売のほか、喫茶店や英会話スクールなどを経営していた。創業当時からの店舗は商店街の一等地にあったが、地下鉄延長に伴い繁華街が移ったことで集客力が大きく低下。この影響に加え、活字離れやインターネットの普及による書籍の通信販売増加が販売不振に拍車をかけていた。
 このため、「なぜだ!?売れない文庫フェア」などの斬新な切り口のブックフェアを開催し、マスコミにも取り上げられるなどで差別化が図られ、書籍の販売が持ち直しをみせた。その後、店舗を札幌市白石区の商業施設内に移転して販売拡大に注力し、平成23年7月期には3億2251万円の売上高をあげていた。
 しかし、その後は販売が徐々に低下し、赤字により資金繰りが悪化したため金融円滑化法の適用を申請した。また、インターネットを通じて多くの人から少額の出資を募る「クラウドファンディング」の仕組みで増資を行ってきたが、26年7月期の売上高も2億7500万円にとどまっていた。以降も業績不振を抜け出せず、6月21日を最後に閉店し今回の措置となった。





アイデアあっても

本屋は

だめなんかねーーー



今は

本は

ネットで買うよね

どうしても

ピンポイントで


見つかるからね



本屋には


厳しい時代やね



ネット時代で


レコードショップとかもね


知り合いの親父が

自己破産して

奥さんを別れて



車で

生活していましたがね


私のところに荷をおいてね



2年間



そんな時代やね