2010年ももう終わり。

年内にいろいろ決まって気持ちをすっきりさせたい!

そんな気持ちで、旦那と母と一緒にK大学病院へ。


初診受付を済ませ、婦人科の診察室へ。

何個も診察室があり、待合室は満員という話は聞いていたが、

こんなにも!!

というぐらい人があふれていた。


まずは、先生に会う前に、研修医?らしき人に、

今回は、なんの診察にきたのか?

という問診があった。


その後、また待合室で、1時間くらいたち、診察室に呼ばれる。


今回の内容は、前の先生から話は伺ってます。

まずは、どのような認識でいるのか?

などを先生からいろいろ質問された。


この手術は、10年くらい前から始まった新しい術式。

予後は、まだ分からないことがたくさんある。

この手術をしたからと言って、妊娠ができるわけでもなく、

それこそ、早産、流産のリスク、または合併症。

最終的には、子宮を残したからこその再発のリスク。

などなどを淡々を話された。

それに加え、あなたの場合、子宮筋腫がいくつもあり

子宮の内膜が厚いので、もともとの子宮があまり良くない。

と。。。。。。。


とりあえず、前の病院で円錐切除したものを

病理に出して、手術ができるかどうかを調べますので、

もう一度よく考えてきてください。


との事で、今回の診察は終わった。

なんとも歯切れの悪い、年末年始になってしまった。


かなり、安易に考えていて、

今回病院に行ってら、手術はできますよ!

やったー!!


となる予定でいたのだが。。。。


かなり気持ちは重かった。

再発のリスク、早産流産のリスク。。。。

いろいろ考えないといけない事がてんこもりになってしまった。。。


次の診察は年明け。

なんだかもやもやだ。。。

今日は、病理の結果を聞きに旦那行きました。

この2週間、いろいろ調べて考えた。
1a1期以上だったら、子宮全摘、子供は産めない。
歳も歳だし、そろそろ子供作らないと。
なんて思っていた所だった。
周りの皆が普通に子供を作って、産んでいるのを見ていたので、
なんの不安もなく、次は私!
なんて、のんきに構えていた矢先だった。

え?子供作ろうとかじゃなくて、その可能性すらなくなっちゃうの?

でも、まだ結果が出た訳じゃないし。
悪い事ばからり考えてると、良い事は、やってこない。
絶対、大丈夫!
なんて思ったりもして見たが、なんだかとっても嫌な予感ばかりだった。

そして、病室に呼ばれ、先生に。
先生「この間の病理の結果がでました。ぴーこさんは、1b1期です。
浸潤4ミリ長さ10ミリ。1a期に非常に近い1b1期です。この標準治療は広汎性子宮全摘術になります。
ただ、あなたの場合、オプションの手術を受けられる可能性があります。」
との事。
円錐切除だけで終わらなかった。。。。

先生「いろいろ規定があるのだけど、新しい手術で子宮を温存できる手術があります。腹式広汎性子宮頸部摘出術と言って。。。」
と先生は、図面で丁寧に説明してくれた。

日本でも、この手術をやっている病院はあまりなく、術例も少ない。
子宮を残せるけど、不妊治療をしないとむずかしい事、早産、流産のリスクもある事。
などなど。

先生「私は、元々K大学病院にいて、この手術の最初に立ち会った事があるんだよ。だから、紹介状をだすから一度行って話を聞いてくるといいよ。規定範囲ではあるけど、いろんなリスクもあるからよく考えて決めなさい。」

ただ、リンパに転移をしてるとできないので、CT検査をしてみてその結果紹介上を書きましょう。
と、先生はすぐにCTの予約。

1週間後。
CTの結果問題ないので、K大学病院のF先生には連絡しました。
明日行って来なさい。

と年末で忙しい中、すぐに手配をしてくれていた。
本当に、良い先生で、しかもこの手術に立ち会った事がある事。
だからこそ、この手術を知っていた。
勝手ながら、運命に思い、
この手術を受けられる!だからこそ、こういう流れになったんだ!
と前向きに思い。
先生に感謝した。



晴れて退院。
主治医の先生に挨拶。
2週間後に、結果が出るので、その時に。
もし、出血がひどかったら連絡してください。
との事でした。

どうやらこの日から、生理が来たようで、
いつもより生理痛がひどく、
薬を飲んでもなんだか鈍痛がある。。。

ま、手術後だし、そんなものか。

と、思い、家でのんびり過ごした。

会社は、1週間のお休みを頂く事に。