伝えたいことがあるんだ ~第144話~ | 踊る!ダメ人間日記

伝えたいことがあるんだ ~第144話~

ウルを1球で仕留めたりょうは続く5番模木を三振にとりスリーアウト。

試合は延長戦に突入する…。

実況「9回裏○○チーム、3番からの打順もアムロ、りょうの前に三者凡退!試合はこのまま延長戦に突入します!なお、この最終戦に限り延長戦は最大18回まで行われます!(伝えたいことがあるんだ特別ルール)それでも決着がつかない場合はリーグ優勝を果たしている○○チームがクライマックスシリーズ制覇となります!それにしてもなんて作者なんだ!自分の都合のいいようにルールを決めてしまう…!すいません、取り乱しました」

コア「お前があのインコースのストレートを打ち損じるなんて珍しいな」

ウル「いや…あれはストレートじゃない。微妙に芯をずらされた。たぶん…シュートだ」

コア「シュート!?」

ウル「あぁ、ストレートとたいして変わらないスピードでインコースに食い込んでくる。余計な球覚えやがって…。まぁいい、俺らが勝つにはあいつを打たなきゃならねぇ。それは変わらん」

ウルとコアは一通り話した後、ベンチを出て守備位置まで走っていく。
10回表、マウンドには依然Joker。

ウル「(頼むぜぇJoker…)」

Jokerは10回表を三者凡退に抑え、10回裏へ。
しかし○○チームもりょうのピッチングの前に三者凡退に抑え込まれる。

11回表☆☆チームの攻撃は8番から。
マウンドには3イニング目となるJoker。
Jokerは8番バッターを打ち取るも、9番りょうにセンター前ヒットを許す。
しかし、続く斗真、星野を力でねじ伏せ無失点でこの回を終えた。