以前にレンタルで見た、「クローサー」がテレビ放送されているので、ちょっと観てみました。ついでに、カキコしてみま~す。




ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
クローサー


製作:2002年、香港
出演者:スー・チー
     ヴィッキー・チャオ
     カレン・モク
     
     なんと

     倉田保昭さんまでもが出演~。

ストーリー・感想

早くに両親を殺され、残った姉妹。姉はアクション、妹はコンピューターという役割で暗殺依頼などを受ける殺し屋のお話。

スー・チーちゃんが好きなのと、久しぶりにアクション狙いで観ました。スー・チーちゃんはやっぱりスゴイなぁ~。かわいいし、スタイルもいいし、動きもいいし、表情もなかなか・・・♪

薬でターゲットの社長が溶けちゃうシーンは別として、最初のアクションシーンがかっこよかった~!!アクション以外の動きも颯爽としていて、かっこよかったわ~!!

それに、カーペンターズの曲を使っていて、思い切り不意打ちでやられた・・・!!

スー・チーの幼馴染、恋人役で出演のソン・スンホン。彼は「秋の童話」で観たことがあるくらいかな??(最終回だけ見逃すという苦い経験あり)スー・チーと再会し、恋をし、プロポーズをする・・・。

スー・チーは暗殺などの依頼を受け、仕事をしていることを彼に打ち明ける・・・そして、今の仕事を辞めて、結婚することを決心する・・・

一方、事件を追う刑事・カレン・モク。警察組織を無視した動きをするため、警察内で煙たがられている刑事の役。彼女は「天使の涙」が有名だけど、まだ観てないんだな~。観たのは「欲望の街」かな(イーキ狙いで観た)。

スー・チーの妹役には、ヴィッキー・チャオが出演。イーキン狙いで「マイ・ドリーム・ガール」で観たことがある。今回はすっごく、わがままな感じの妹。仕事を辞めて、結婚をするという姉に対して、駄々をこねるかのように、一人で暗殺依頼を受けて無茶な行動をする。まぁ、早くに両親を殺され、、姉と二人で今の仕事を始めて過ごしてきたのだから、姉離れ・親離れというものが出来ないのかも・・・。

それにしても、スー・チーとヴィッキー・チャオの姉妹関係は母子関係にもダブって見えました。両親を殺され、敵を殺めたスー・チー。妹に敵を殺めさせたくない、手を汚したくないという姉・母の気持ち。

しかし、自分のしたいことをさせてくれない、子ども扱いされることが気に食わないヴィッキー。カレン・モクにやたらと接触したりと、どんどんと無茶なことをしていく・・・

その内に、ヴィッキーは刑事・カレン・モクに捕らわれそうになり、警察の追跡隊に追われ、姉に救いを求める。車で逃亡する妹を助けるために、自宅から衛星を使って、逃げ道を誘導するスー・チー。その時、スー・チー、ヴィッキー姉妹の「電脳天使」を狙った暗殺隊が自宅に現れる・・・妹を通信で逃げ道に誘導しながらも、敵から攻防し、耐えるスー・チー。助けを求める妹の声、逃げ道の誘導、敵の銃の嵐・・・、妹の名前を叫ぶ・・・

追跡から無事に逃れ、自宅に戻るヴィッキー。そこには、銃痕で荒れた自宅。そして、血を流し横たわる姉・・・。コンピューターで、姉の攻防の映像を見るヴィッキー。その映像に映された敵の顔を目にしながら、銃を手にするヴィッキー。

スーチーちゃんが死ぬのは、まさか!!で予想も出来ず、すんごいショック・・・!!でした。まさかのまさかで、ちょっとー!!な感じ。スー・チーが死んで、どんな展開になるというんだ~?!
     
で、これまた、意外な展開。スー・チーを殺した犯人は、カレン・モクに罪をかぶせようとする。そして、ヴィッキーはカレン・モクに協力を求める。カレン・モクはコンピューター、そしてヴィッキーは暗殺担当。そして、敵のアジトに足を踏み入れる。

敵も新しいプロを導入し、カレン・モクによるコンピューター作戦を抑える。そうとは思わず、苦戦するヴィッキー。敵の作戦により、ヴィッキーとカレン・モクの作戦は困難、そして仲間割れ・・・かと思いきや、ヴィッキーを助けるために、計画外でアジトに足を踏み入れるカレン・モク。

倉田さんの登場。こちらは剣術を使ったアクション。やっぱり、すごいです、この人。ほんと、空気が一変!!です。さすが、倉田氏、強いですな~かないません。しかも、すんごく接近戦で緊張感のあるアクションシーンとなっております。ヴィッキーは日本刀で幾度も切られ、血を流します。

そして、参戦するカレン・モク。トレードマークの一つに束ねた長い髪。剣で切られ、髪の毛が下ろされる・・・色っぽいな~。かなり、ヘトヘトの二人。最後には無理やりな感じで、倉田氏を竹の棒で刺し殺します・・・(グロくてもう、観たくない・・・)

体中に傷を負いながらも、親玉に突入。あっさりと殺害(苦笑)。

カレン・モクはヴィッキーを捕らえることなく、二人は敵のアジトで別れる・・・。

スー・チー、そして亡き両親の前で報告をするヴィッキー・・・

で、映画は終えます。ラストが微妙~な感じだったけど。スー・チーの恋人が置いてけぼりな感じのシーンで終えるのは・・・ちょっと、そこが残念だった。

この作品は女性中心のアクション、銃撃のシーンが多いのですが、結構これがすごい。女性のアクションシーンは時折外れることがあるけれど、この作品では気になることはほとんどありませんでした。銃を構えるシーンやアクションの姿勢など、訓練を重ねたのでしょう。高度な技もあり、結構、堂々たる感触でなかなかのもの。これは、良いです♪

ヴィッキーは銃の姿勢がうまかった。アクションはもうちょっと!といった感じ。表情や感情表現はなかなか。

カレン・モクは凛々しいキャラを持っていることもあり、知性派。しかし、この二人、結構な大技アクションをしてたな~。

結構、迫力あるアクションありの気楽に見ることもできる、そんな作品でした。