今話題になっているお菓子と紅茶のコラボ商品を
両方ともゲットできましたぁ~!!

これって、キョーコちゃんが見つけたら
凄く喜びそうと思って、つい遊んでみるニコニコ

組み合わせで、色々遊べちゃうんですよねぇ~
楽しすぎて、なかなか食べれません!( ´艸`)


『彼女の琴線にふれたい。』


「つっ、敦賀さぁ~~ん
 すごぉ~く可愛いの見つけちゃいましたァ~~ラブラブ

忙しい社に代わり
TV局の自販機で売り切れていたミネラルウォーターを
地下のコンビニにまで買いに行ったキョーコが
嬉しそうに戻ってきた。

きょとんとする蓮と社に
焦ってキョーコは頭を下げた。

「あっ、私ったらつい興奮しちゃって、すみません。」
「いや、気にしなくていいよ。ありがとう、キョーコちゃん。」

社は彼女に近寄りお水を受け取ると
一本を蓮に手渡して、また元の席に戻る。

キョーコも促されるように蓮の向かいの席に座った。

「それにしても可愛らしいパッケージだね。
最上さんが好きそうだ。」

「はい!
『女性の幸せ』をテーマにして作られたコラボ商品なんですって。
それにこれって繋がってるんですよ!
この紅茶とお菓子を並べると・・・・」







「へぇ~王子様とお姫様が手を繋げるんだぁ・・・
なんだかロマンチックだね。」
「はい!」

蓮が同調してくれた事に気を良くして
他の組み合わせも見せてみる。

「そしてこのボトルを裏返すと、お姫様同士も手を繋げるんです!これって親友同士みたいに見えませんか?私とモー子さんのように・・・なぁ~んて…やだぁ~恥ずかしい~」







両手を頬に当て
嬉しそうに話すキョーコに蓮は少し嫉妬した。

王子様よりお姫様の方が君は嬉しそうだ・・・・

僅かにブラックオーラを感じて
焦りキョーコは蓮の様子を伺う。

「えっ、すみません・・・何かおっしゃりましたか?」

不安そうに聞くキョーコに
蓮は不服に思う気持ちを綺麗に押し隠してとぼけた。

「いや、何も言ってないよ。それよりせっかくだから、味わってみたら?一緒に食べると美味しいってここに書いてあるよ。」

頬杖をつきパッケージを指差す蓮に
キョーコの表情も緩み、また笑顔が戻ってくる。

「敦賀さんも味見されますか?」
「いや、俺は遠慮しとくよ。甘そうだし・・・・」

「そう、ですね・・・」

キャップを開け紅茶を一口飲むと、
箱に書いてある通り、ポッ○ーを一口、そしてまた紅茶を飲む。

「うわぁ~ 本当にアップルパイみたいな味になったぁ~ 面白い~」

幸せそうにお菓子と紅茶を味わっているキョーコを
蓮も楽しそうに、ニコニコと見つめていた。

紅茶を飲むキョーコの前で
一人取り残されたお菓子の姫が視界に入り、ふと思った。


(一人待っているのも寂しいよね・・・・・・・)


「最上さんが美味しそうに食べている姿を見ていたら、俺も味見してみたくなったな・・・一口貰ってもいい?」

「はい、もちろんです!」

にこりと笑って
持っていたペットボトルをテーブルに置く寸前
蓮はキョーコの手ごとペットボトルを掴み
自分の口元まで持っていった。

「えっ?」

訳がわからないキョーコを置き去りに
そのままペットボトルに口をつけ
一口飲むとその手を離した。


(か、か、か、間接キスぅぅぅ~~~~~)


キョーコが真っ赤になって固まっている隙に立ち上がり
彼女の隣に近寄った。

左手を腰につけて
紅茶のラベルの王子様のように右手でキョーコの手をとる。


「お嬢様、僕にお菓子を食べさせてくれませんか?」

とんでもない爆弾発言に
ボっと火がついたように真っ赤になって
逃げようとするが
掴まれた手は離してもらえない。

パクパクと口を開け
言葉も出せないキョーコに
艶然と催促する蓮。

「ねぇ、早く。」

口を開け目を瞑ると
まるで操られた人形のように
キョーコはポッ○ーを一本取って
ぎこちなく蓮の口元に一本持っていった。

蓮はぽってりとしたチョコレートを口に咥えると
囓らないで、弄.るように舌を這.わせてゆく。

「は、は、は、は、破廉恥ですぅぅぅぅぅぅ~~~~~~!!!!!」

涙目でパニクっているキョーコに
蓮は満足そうに笑い
ポッ○ーを一口かじり彼女を解放した。


「美味しかったよ。ありがとう。最上さん・・・・・ご馳走さま。」


まだ少し夜の帝王が残った顔でお礼を言う蓮に
キョーコはまともに目が合わせられない。


「・・・・・・どういたしまして//////」


(れ~~ん、それはただのセクハラだぞぉ~~~
それをやりたいなら、キョーコちゃんにちゃんと告白して
恋人同士になってから、してもらえ!
こんな事続けてたら、本当にキョーコちゃんに嫌われてしまうぞ。)

少し離れた席でその様子を伺っていた社は
心の中で大きくため息をつくと
何もなかったかのように水を一口含み
また自分の手帳へと視線を戻したのだった。


おわりw

お粗末さまでしたぁぁ~~ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ







おまけ音譜
いじけっ子蓮さんw




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