以前、ラブコラボ研究所で発表していたメロキュンかるたの没作品が現在、
かるたクィーン☆にけ様のお宅で絶賛公開中です
没といっても、駄目という意味ではなく、文字が被っていたり、
にけ様の手が途中で負傷した為に、UPできなかった素敵作品達。
それを今、華麗に公開してくれているんですよ!
むっちゃ可愛くて、どれもメロキュンな素敵作品ばかり!
どうぞお楽しみください!!
ピコもその中の1枚の可愛いさにやられて、押し付けSS書いちゃったんです。
にけ様に捧げます。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
メロキュン没かるたシリーズ4
『(は) は~い、あ~ん。どう?美味しい?』
「ふ~~っ、疲れた・・・・
今日のロケは、さすがの俺も堪えたよ。」
深夜遅くに帰った蓮は、珍しく弱音を吐いて、
上着も脱がないでそのままリビングにへたり込んでしまった。
「お疲れ様です。先にお風呂になさいますか?それともお食事になさいます?」
「いや…疲れすぎて、あんまり食欲ないんだ。
少し休んだら、お風呂に入るよ。」
「駄目ですよ。少しくらい何か食べてください。」
「じゃあ・・・リンゴ・・・リンゴが食べたい。」
「リンゴ?ですか・・・はい、わかりました。
では少しだけ待ってください。すぐにむいてきますね。」
「やだ。ここで皮をむいて食べさせて。」
「もう~///どうしたんですか?今日は、駄々っ子蓮さんになってますよ。」
「いいんだ。二人の時ぐらい甘えさせて♪」
「仕方ない人ですねぇ~ふふふっ・・・」
隣に正座をして、リンゴを手にとる。
「ねぇ~キョーコ、ウサギにしてよ。ウサちゃんりんごがいいなw」
「はいはい、わかりました。」
食べやすいように、リンゴを8等分すると、
器用に可愛らしいリンゴのウサギを作っていく。
出来上がったリンゴの皿を手に持ち、フォークに一切れ刺すと、口元まで差し出した。
「はい、あ~ん。」
目を瞑って大きな口を開ける彼の口の中に、リンゴを入れると、ひとかじり。
「どう?美味しい?」
嬉しそうに頷いて、もう一口頂戴と口を開ける。
疲れて後ろに手をついたまま、甘えてくる姿が可愛くて、強請られるままに言う事を聞いていた。
「後で一緒にお風呂も入ろうね。」
どさくさにまぎれてかけた言葉も、気づかないまま頷く目の前のうさぎさん。
無邪気な甘えたさんが、狼に変わるまで
あと数分・・・・・
おわり
可愛いい振りをしても、中身は狼w
キョコちゃんウサギは狙われています。