『氷の仮面』をお読みいただいた皆様、ありがとうございました!!
遅くなりましたが、深く深くお礼申し上げますm(_ _ )m
こちらは、冬にこっそり書き逃げしようと思っていたのが、魔人様に見つかり、
しっかりドボンしちゃったんですよね~確か?
リク記録55ですよ!
書き終わるの、遅すぎだろ!と自分で、突っ込みいれてしまいそうですが、何とか終わったので一安心です
でもまだ100番ともう一つあるから、年内は隔離施設(?)ドボン罠穴温泉街からは、出られそうにないです
(あっ!ピコのラッキーナンバーは5なので、もう一つの番号も下一桁は0か5がいいですw
まだもう少し余裕ありますよね( ̄▽+ ̄*) )
今回の『氷の仮面』は、当初見切り発車のように始めてしまいましたが、
しばらく熟成?させている間に、ピコにしては珍しく、プロットがすべて出来上がり、それを文章化するだけとなっていました。
(まあこの部分がピコにとっては、一番手のかかる作業なのですが)
一応、一昔前の大○ドラマ風に、起伏の激しい、泥沼にはまるようなものにしようと、ドラマと同じ10話で組み立て、それを半分に分けてUPしたので、大体予定通りかな?
ちょっと長くなったけどww
だから余裕があったのか、コメントを読んでは、そこの箇所を時には丁寧に書いたり、シーンを追加したりしながら進めてきました。
書いてて、楽しかったです
好き嫌いのあるお話だったと思いますが、コメントを下さった皆様ありがとうございます!
無事に終われたのも、拍手やコメントなど皆様のお力添えがあったおかげです。
本当にありがとうございました!
そして最後に、素敵な罠を仕掛けて下さった魔人様ありがとうございます!
おかげさまで、ピコのお気に入りの一つとなりましたо(ж>▽<)y ☆
では、おまけです。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
キョーコちゃんは、公の場では、芸名レイナとして呼ばれています。
もちろん全編、英語での会話と思って下さい♪
おまけ①
今年のアカデミー賞は、例年にも増して、賑わいをみせ、大勢のマスコミが注目していた。
そして、その主役であり、世界で一番華やかなファミリーがレッドカーペットに姿を現した。
たくさんのフラッシュにも臆することなく、最初に白いリムジンから降りてきたのは、クーとジュリエラだった。
にこやかに笑顔を振りまいて歩く姿に報道陣が殺到する。
それから、少し間を置いてから出てきたのが、今年一番の顔であり今最も注目されている俳優クオン・ヒズリだった。
身重の妻をいたわるように優雅に中央へと歩いてくる。
彼の反対側には 黒髪でダークブルーの瞳を持ち、女の子と見間違えそうなほど愛らしい男の子が、父と揃いのアールマンディデザインの特注タキシードを着て、クオンの大きな手をしっかり握り締めて歩いてきた。
『クオンさん、とうとうこの日がやってきましたね。昨年は、貴方のお父様、クー・ヒズリに先を越され、惜しくも受賞を逃しましたが、今年こそと意気込みも大きいのではないですか?今のお気持ちをお聞かせください。自信はありますか?』
「結果はわかりませんが、欲しいと思う気持ちは、今までの中で、一番強いです。なんたって自分が尊敬している父からオスカー像をもらえるなんて、こんな名誉な事、なかなか巡っては来ないでしょうからね。」
『そうですよね!皆さん、注目しています!親子2代で、それも連続での受賞となると、歴史あるアカデミー賞でも、類を見ない快挙です!!期待していますので、頑張ってください。』
「ありがとうございます。」
『レイナさん、だいぶお腹の方が目立ってきましたが、体調のほうはいかがですか?』
「順調です。今日は、クオンの一番輝く日になると信じているので、是非その瞬間をこの目で直に見たいと思って、彼に無理を言って連れてきて貰ったんです。」
「僕もレイナとクリスには、一緒に喜びを分かち合いたかったから、彼女の申し出は凄く嬉しかったです。」
『この後、クオンさんはしばらくお休みされるようですが、やはり奥様の出産に立ち会われるおつもりですか?』
「もちろんです!クリスの時も立ち会うつもりでしたが、残念な事に撮影が延びてしまって、立ち会えなかったので、今回は前もって、長めの休みをとったんですよ。」
『でもその後すぐに、次回作の撮影で日本に行かれるんですよね。またしばらくは奥様と離れないといけない。お寂しいですね。』
「まさか!離れませんよ!日本は、彼女の生まれ故郷でもあり、知り合いもたくさんいるしねw
二人とも一緒に連れて行くつもりです。すでに向こうで暮す部屋も、病院も用意してもらっています。
俺達は、ずっと一緒だと約束しているので、一時でも離れるなんて、絶対に考えられません!」
さすがのマスコミたちもクオンのあまりにの愛妻家ぶりに呆気にとられ苦笑いするしかなかった。
「久しぶりの帰国で、私も実は楽しみにしているんです。
会いたい人もたくさんいますしね。
それに、彼が演技に集中できるように、私が全面バックアップ出来るなんて・・・
妻として、これほどの幸せな事はありませんよ。」
クオンを愛情あふれた目で優しく見つめ、愛らしく微笑むキョーコは、とても子供のいる人妻とは思えないほどキュートで魅力的だった。
皆が彼女の笑顔に見惚れている隙に、人ごみの中から強引に手を伸ばし、一人の日本人記者が話しかけた。
『それは・・・日本語で言うと夫唱婦随というやつですね。
夫婦仲がよくて、羨ましい限りです。
でもレイナさん、あなたご自身は、以前受賞された映画を最後に一線を退いていますが、今後復帰のご予定とかはないのですか?皆さん、貴方の復帰を心待ちにしていますよ。』
「ありがとうございます。いずれ復帰はするつもりです。
私にとって演技はライフワークだと思っていますからww
ただ今は---この穏やかな幸せを子供たちと共に静かに味わっていたいんです。
もう少しだけ、そっとしておいてください。」
「妻の復帰の時期が来たら、その時は僕が仕事を休んで、彼女を全面的にバックアップするつもりです。
子供たちにも寂しい思いはさせたくないですからね。
ですから、その時が来るまで、皆さん僕たち二人を温かく見守り下さい。お願いします。」
神々しい笑顔で記者たちに微笑みかけるとクオンは、キョーコを抱き寄せ、唇に軽く触れるだけのキスをして、仲良く微笑みあっていた。
いつの間にか飽きて、クオンの手を離し、クー達の元に駆け寄っていったクリスに名前を呼ばれると、報道陣に二人で深くお辞儀をして、また会場へと入るべく、
ゆっくりと歩き出した。
その夜、前代未聞の親子2代オスカー像リレーに会場は熱気に包まれていた。
受賞後のクオンのスピーチは、人々に感銘を与え、いつまでも拍手が鳴り止まなかった。
この後、彼のスピーチはアカデミー史上に残る名スピーチとして、人々に語り継がれてきた。
いずれ訪れる---夫婦ダブル受賞のその時まで・・・
おわり
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
小ネタです♪
某様に捧げます。
おまけ② -右手の代わりー
「クオン、シャワーを浴びていたの?言ってくれたら手伝ったのに」
「うん・・・汗を流しただけだし、この位なら、一人でもできるよ。
でも悪いけど後で、髪は洗ってくれる?」
「もちろんよ。私は、あなたの右手の代りなんだから、何でも遠慮せずに言ってね。」
「本当に!!
じゃあここも、俺の右手の代わりになってくれる?」
「*?;?¥@!!どこに右手を持っていくんですか!
わっ!----やだ!何?この手?
えっ?えっ?どうして、そんな左手1本で器用にって!
きゃあ~いやあ~!!!
何故ここでバスローブ脱ぐの?
どうして、どうして?
私の右手を動かすのおおお!!!!
もおおお~~~いやあ~~~!!
まだお昼間なのに~~~~」
は~いww
これ以上は、まずいので強制終了!
某様、こういう事ですよね?( ̄▽+ ̄*)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
最後までこのお話にお付き合い下さった皆様、ありがとうございます!
次は『セカンド・ラブ』を書くつもりですが、予定は未定w
どうなるかはUPしてからのお楽しみです
只今、ピコの1周年記念準備アンケートの方を募集しております。
お忙しいでしょうが、是非是非ご協力くださいm(_ _ )m
お礼文も少しですが、用意しています☆
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