もう皆様ご存知だと思いますが、14日の土曜日より

「遊yuN -sKipB-」の遊yuN様と、「☆Happy cosmetics☆」のりつか様が企画された


~無謀むちゃぶり企画~がスタートしています!


ルール:題名が同じ、3行以上書く。前の話の続きを書く。

※今まで書くきっかけがなかった!3行以上なら参加できそうと!思ったそこのあなた!!
参加したいけどサイトがないという方でもアップしますので、ぜひご参加ください!

詳しい内容は企画者であるりつか様の


【お知らせ】無謀むちゃぶり企画発動!~策略の渦~

で読めますニコニコ (遊yuN様のところはこちら から)


『策略の渦 1』 「遊yuN -sKipB-」の遊yuN様

『策略の渦 2』 「☆Happy cosmetics☆」のりつか様  

『策略の渦 3』 「リク魔人」の妄想宝物庫のsei様

『策略の渦 4』 「Bubble Shower」のpico5 ← 今から発動です!

『策略の渦 5』 「現実と妄想の狭間」の朱烙様(予定)

『策略の渦 6』 「ぺんぎんの戯言ブログ」の明太山葵様(予定)

『策略の渦 7』 「ケロちゃんの暴走?!」のケロちゃん様(予定)


もういつ終わるかどんな話になるのか全然わかりませんが、ピコは楽しんで書かせてもらいました!


だって、私の後は朱烙様ですもん!


どんな凡打でもきっとクリーンヒットで打ち返して次の明太山葵様へそしてケロ様へと華麗なパスでつないでくれるでしょう音譜

こんな心強い素敵スキビマスター様達と一緒に企画に参加できてピコはもう幸せです!ドキドキ


そこのあなたも是非この幸せを分かち合いませんかo(〃^▽^〃)o


では、ピコのターンです チョキ




策略の渦 4



「訳を聞かせていただきましょうか?」


蓮の絶対零度の視線が俺を貫いて、がくがく震えが止まらない

ソファーに寝転がったままの俺に近づき、真上から見下ろすようにして

にこりと微笑み闇の大魔王が手を差し伸べた


俺はこの手をとらないといけないのか?

地獄への誘いとわかっているのに~

血の気をなくして冷たくなった手で恐る恐る蓮の手を力なく握った


ぐいっと引張り起こされて俺は思わずソファーの上に正座した


「すまん!蓮!誤解なんだ!

キョーコちゃんは、社長命令で他の男の人と仲良くしてる振りをして蓮に嫉妬させようとしてたんだ!」


膝に手を付き頭を下げて、

さっきあった出来事を蓮に話して聞かせた


「嫉妬ですか・・・社長のお遊びにも困りましたね。」


蓮は下を向いて溜息をつくと顎に手を付け黙り込み何かを考え始めた


いたたまれない沈黙が続いたので

堪らず下から覗き込むようにして蓮の様子を窺った


「そろそろ時間か・・・次の予定はLMEで打合せでしたね。

きっとそこに最上さんもやって来る・・・さあ行きましょうか。」


蓮は自分の荷物を持ってさっさと楽屋を出て行った


えっ、蓮いきなりどうしたんだ?機嫌直ったのか?

いや・・・しかし、あの似非紳士笑顔・・・何かを企んでる・・・

一体俺はこれからどうなるんだあ~~


これから起こる出来事に戦々恐々しながら、俺は荷物をまとめて急いで蓮の後を追いかけた



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


(side キョーコ)


私は敦賀さんから逃げ出した後、気合を入れ直して次の接触ポイントであるLMEに向かい、部室で社長に電話をしてセバスチャンさんを次の相手として呼び出してもらった


多分敦賀さんが通るであろう道を予測し、6Fの自動販売機の前の休憩所でセバスチャンさんを待った


やってきたセバスチャンさんはいつもの社長に合わせた変な民族衣装ではなく、

黒いスーツを身にまとい中には光沢のある濃いグレーのシャツに黒いネクタイを締めていた

黒髪をオールバックにして軽く撫でつけ褐色の肌に涼やかな切れ長の目が怪しく私を捉え微笑んでいた


さすが社長の側近!完璧だわ・・・私も頑張って素敵な女性を演じないと

それにしても、セバスチャンさん、さすがに敦賀さんには少し劣るけど

本当のモデルみたい・・・カッコいいわあ~


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


(side 社)


LMEに到着すると、スタッフがあわてて駆け寄ってきて、打ち合わせの場所が急遽変更になって1Fの喫茶ルームに変わったと伝えてくれた


「ありがとうございます。すぐに向かいますので、先に行っててください。」


蓮は呼びに来たスタッフに、にこやかに答えると後ろを振り向いて俺の方を見た。


「打合せは俺一人で行きますから、社さんは最上さんを探しに行ってください。

くれぐれも他の男に接触する前に、俺の所に連れて来てください。」


「えっ・・・でも、打合せには俺もいた方が・・・」


さっきまでの笑顔がどんどん暗くなってゆき暗黒な冷気が俺を凍らせていった


「社さんは、さっきみたいに最上さんが他の男を口説いてもいいとおっしゃるんですか?

俺は・・・社さんを信用していたのに・・・」


闇の国の蓮がじわりじわりと俺を追い詰めてくる


「わかったよ!他の男に接触する前に、キョーコちゃんを探して、部室で蓮を待っているからそれでいいんだな!」


「ありがとうございます

社さんならそう言ってくれると信じてました。」


にこっと笑って温厚紳士の仮面を素早く被り、喫茶ルームへと足早に去っていった


俺はあんな品行方正でプロ意識の高い担当俳優から

個人の都合だけでパシリのような真似をさせられる日がまさか来ようとは・・・

今の今まで思いもしなかった


とにかく早くキョーコちゃんを探して部室の方に連れて行かないと・・・


事務所の中をうろうろと探し回るがなかなか見つからないまま、

6Fまであがってきた


あれっ、キョーコちゃんだよな・・・

誰と話しているんだ


背中を向けていて顔は見えないが、背の高いスタイルがいい男だ


誰だ?モデルか?


しかしあんな雰囲気のあるいい男・・・LMEにいたかなあ?


しばらく様子を窺っているとキョーコちゃんが男の肩に手をかけ耳元で何か囁き出した


まずい!


こんな所を蓮に見られでもしたら、闇の国の蓮さんだけでは済まされない気がする

早くあの男からキョーコちゃんを引き離さないと!


俺は急いで二人の元に歩き出した



「キョーコ、本当にいいのか・・・キョーコの大事な先輩に見つかって怒られても知らないぞ」


片方の手をズボンのポケットに突っ込みながら、もう片方の手で私の髪を弄んでセバスチャンは私にそっと囁いた


うっ・・・なんて色気・・・頬が染まっていくのがわかるわ

でも負けてはいられない

もう一度ナツ魂を引き戻し、できるだけの色香をふりまいて微笑んだ


そして・・・彼の肩に手をかけてつま先立つと顔を近づけて耳元でそっと囁き返した


「いいのよ別に・・・彼に見られても・・・」


顔を離して広い肩にしなだれかかると、セバスチャンの背中越しに近づいてくる社さんを見つけた

薄く開いた口の端に艶やかな笑みを浮かべて

私は彼が近づいてくるのをじっと見つめていた



策略の渦 5 へつづく



さあ朱烙様、続きよろしくお願いします!

社さんはこの後一体どうなるのでしょう?

パシリにされたヤッシーの運命は?

のんびりしてると蓮さんがやってきますよ~

下手すると四角関係!?


あ~どういう展開にしてくれるんだろうo(^▽^)o


もうpico5のターンは終わったので、うきうきで次からのお話楽しみにしています