生き物を探す人 -4ページ目

ゆるくなるのもゆるくない

COVID-19の影響で、昨年からキャンプが静かなブームです。冬のキャンプも見直されているようですね。

仕事柄、あfろさんの「ゆるキャン」をしっかり読んでおくべきかと思い、本日購入してきました。ちなみに同じ部署の後輩たちほぼ全員内容を把握している。社員の鑑たちよ。

読んでみるとなかなか面白いですね。女子高生の工夫が素敵です。
ワタクシも学生時代100均とホーマックを活用していました。

椎名誠さん、野田知佑さんの書籍に看過され、北大探検部の「オトコの野営」で育ったワタクシとは方法は大きく異なりますが、楽しむことは一緒。人に伝えるには体験しなければならない。ワタクシも一度、ゆるキャンってやつを体験してみないといけません。

しかし外に行ってテントを張って何もせずに酒を飲んでいればいいのだろうか。


それだといつもと一緒だな。そのうち酔っ払ってギターをかき鳴らして大声で下品な探検ソングを歌って寝付くのがオチだ。


ゆるキャンの女の子たちや今はやりのキャンパーが醸し出すかわいさやポップなオサレ感は出ない。

もし最近のキャンプの質問とかされても、

「いやーいいですよねー、夜空で焚火囲んでお酒飲んだり音楽聞いたり、自然の中で眠るのってすてきですよねー」

 

とは言えるがやってることは酒池肉林だ。野田さんや椎名さんファンにはご存知、ここでいう「肉」は牛、豚、鳥、北海道ならば「羊」や「鹿」の場合もある。相手のイメージとかけ離れすぎている。。。

犬がいればいいのか? 確かに犬とキャンプなんて素敵だ。野田さんみたく犬を枕にして寝てみたい。ああ、また野田さんが出てきた。。。。

などなど次々と自問自答を繰り返してしまうのです。怠惰ではなく「ゆるい」って難しいのかもしれません。

学生時代、先輩が「一生懸命遊べ。『楽』すると本当には楽しめないぞ」って言っていた気がします。探検するには準備や下調べが大事という意味で言っていたのだと思うのですが、ゆるくなるために、激しく思考をめぐらせる。ワタクシ、今大きな矛盾にぶち当たっております。

まずは虫や濡れるのが苦手な配偶者と、どこでも行きたがるがこれまた服が濡れるのを嫌がる扶養家族が楽しめるファミリーキャンプから始めてみたらいいのだろうか。子供はそのうち「お父さんと野営ごっこする」という風にシフトチェンジしそうだが、そうなったときの配偶者の目が怖い。

とりあえず新しく出るファミリーテント買おうっと。