立ち稽古を始めて二週目に入りました。
マキノさんの演出のもと、とても良いペースで稽古が進んでいるのを感じます。
そろそろ並行して、劇中で使う小道具の製作に取りかからなくてはいけません。物語は明治32年から始まります。当時使われていた日常生活用品、実際に口には入れないけれど本物そっくりの食べ物など、現物が手に入らないものや腐ってしまうものなんかは製作します。
低予算がモットーですが、どうしても高くつくこともあります。特殊な塗料、布、部品が必要だったり、強度を保つためにボンドを沢山使ったり……。でも物によっては、頂戴した段ボールや、廃材、新聞紙など、お金のかからない材料で作れたりするのが面白いです。

 



さてさて、『マルーンの長いみち ~小林一三物語~』、とても観やすくてお楽しみ頂けるお芝居になりそうですよ。
ご期待下さい!!

孫高宏