「ぴあのすく~るSan's」では、第一回の発表会より5回目の今年まで、毎回募金活動を行ってきました。
特に、3年前からは「被災地へピアノをとどける会」への支援のための募金を行っています。

震災の年、とりあえず何かやろうということで、日本赤十字への募金を呼びかけました。
翌年はどうしようかと思っていたところ、こちらの団体を知ることとなり、「ピアノ教室なら、ピアノ学習をしている人や先生方にも役立つ募金がいいな」と思いました。

実は、今年は会場の事情(文化小劇場でスリや置き引きなどが多発しているそうです)があったので、募金箱を開演中に受付に常置していませんでした。
それもあり、また震災後3年が経って、人々の関心がやや薄れてきたのかな?という印象も受けました。

その中で集まった募金を送る準備をしながら、一瞬

「来年から、募金はやめようかな」

と思ったこともありました。

でもこういう活動をやめてしまうと、人々の関心も薄れてしまう。うちの発表会は大体、生徒も含めて100名程度の観客動員ですが、それでも、その人たちが少しだけでも「まだ、東北は復興していないところがあるんだな」と知っていてもらうのは、意味があるのかもしれません。

来年も、募金を続けようと思ったのは、送金先である「被災地へピアノをとどける会」の方からのお手紙を読んで感じるものがあったからです。

「継続したご支援に、いつも励ましをいただく思いです。」

はっとしました。

私、自分の自己満足だけで募金をやってるんじゃありません。もしかしたら、被災地には、私が子どもの頃一緒にピアノを学んだ人が住んでいるかもしれない。お世話になった方がいらっしゃるかもしれない。知っている先生方も大勢住んでいらっしゃいます。僅かなお金かもしれませんが、お金でしか協力できないけれど、少しでも、その方々の気持ちに寄り添えれば・・・。

初心を思い出しました。


やり始めたことだから、続けなければと思うだけではありません。
財布の中の小銭でも、ご協力くださったかたは、「励ましの気持ち」も募金箱に入れてくださっているのだと。
お金という形だけど、遠く離れているけれど、仲間を応援したい気持ちはあるのだと伝えたい。


会場に設置している募金箱は、ダイソーのプラスティックの貯金箱のカエルくんです。

「みちのく よみガエル募金箱」と呼んでいます。


また多くの人が笑顔で、音楽が楽しめる日がくるように。
小さな力ですが、届けたい。

このやり方がいいのかどうか、私にはわかりません。でもこういう形でしかご協力できませんが、私たちもみなさんとともにありたいと思います。

思いよ、届け。


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