嬉しいことにプレップアップを行う前に
入荷したばかりのP131M1ウォルナット
艶出モデルにご注文が入りました^^
ピアノを演奏される方々にはその価値と
意味を理解して頂ける弊社の取り組み、
気合を入れて作業をスタートです!
まずはアクションを取り外して...
金属パーツのクリーニングから、
チューニングピンを磨きます。
そして弦も綺麗にクリーニング。
木目の詰まった上質なスプルース材で
仕上げた響板、ロゴが美しく映えます♪
弦と駒を密着すべく1本ずつ「駒打ち」。
続けて棚板、鍵盤筬のネジ締め。
鍵盤の動作を支えるキーピンを掃除、
円滑なタッチを作るには土台から!
フロントキーピンの角度を修正、
これも弾き心地に関わる作業です。
鍵盤のホールをマスカラブラシで掃除、
新品ピアノには木屑が混入しています。
鍵盤の遊びを1鍵ずつ地道に調整...
これもタッチの土台となる作業です。
ペトロフ最上位モデルにはレンナー社製
純正アクションが搭載、ネジ締めを実施。
アクションを戻したら精密調整を開始、
ハンマーの方向性、角度を修正。
ハンマー打弦点が正確に整いました!
流れに乗じて3弦合わせをチェック。
ハンマーと3弦が同時に接するように
ファイラーでフェルトの先端を微調整、
輪郭ある発音を生み出す作業です。
ここでA=442Hzで大まかに調律。
楽器の「礎」となる土台の作業を終えて
ホッと休憩していたところ...
なんとご注文頂いたお客様がご来訪!
演奏をお試し頂きましたが、入荷時との
あまりの違いに驚かれていました^^
ピアノを楽器に至らしめるプレップ作業、
続きはまた明日、どうかお楽しみに♪