3年前に弊社初のグランドピアノを納めた
記念すべきお客様と久しぶりの再会・・・。
猫脚のP159Boraデミチッペンデール、
今もとても可愛がって下さり、嬉しいです。
想いに応えて今回もメンテに励みました!
チューニングピンを磨いて新品同様に
アクションを外して鍵盤調整を実施、
キャプスタンの接点も滑らかに処理。
この機に鍵盤の高さも微調整。
鍵盤筬から外したアクション、凛とした
音を意識してハンマーフェルトを整形。
止音に関わるダンパーの微調整。
ソステヌートペダルが機能するように
ロッドの位置もしっかりとチェック。
鍵盤とアクションが再び一体に。
上質なアフタータッチを作るために
ローラースキンをテフロンで処理。
鍵盤高さをチェック後、深さも微調整。
ジャック位置、ドロップ位置、ストローク、
ハンマーストップ、スプリングの状態を
チェック、良好状態を維持していました。
A=442Hzに調律、湿度管理に気を配って
頂いたのでピッチそのものは安定。
ところどころ硬い音質には針刺し整音。
88音の粒がきれいに揃いました!
今回は弦の汚れもクリーニング。
響板も温かい響きを醸すように...
天屋根もきれいにワックス掛け。
ペダルもピカピカにクリーニング、
猫脚にあわせてお洒落なペダル台♪
ずっと弾いていたくなる...とオーナー様。
都内マンションのため防音室でのご使用、
P159Boraは都会暮らしにもぴったりです。
音もボディも輝きを再び取り戻しました♪
直ちにショールームに展示できるレベル...
また1年、ペトロフの心地よい音色にのせて
充実した音楽ライフをお過ごしください(^^)
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