こんばんは。

如何お過ごしですか。

NHK-BSの伊藤英明「奇跡の海を潜る」を今、見終わりました。

東インドネシアのラジャ・アンパッドの海は豊富な珊瑚礁と

珍しいブラックマンタや970種にも及ぶ魚の豊富な美しい海でした。

今も新種の魚が見つかっているとか。本当に見たこともない

歩くサメとか珍しい魚が多数いました。

近くのシャムルスバメディでのオサガメの産卵も感動的でした。

産卵場所としての条件(土の温度が29.5℃など)を満たす

世界の4つの繁殖場のうちマレーシア、コスタリカなどは

開発などで失われ、現在はシャムルスバメディのみになっているとか。

この地も野生の豚が卵を食べてしまうということで、心配ですね。

地元の人は昔はタンパク源としてオサガメの卵を食べていたそうですが、

20年前から食べるのをやめて今は卵の孵化を手助けしているようです。

オサガメは絶滅危惧種。1億年前から恐竜の絶滅後も生き残っている

唯一の種で寿命は45歳くらいとされる。

生存環境の悪化で急激に数を減らしているよう。心配ですね。


今私が読んでいるジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」、

第2章「平和の民と戦う民の分かれ道」に

ポリネシアの島々の地図が乗っています(99頁、図2-1)。

著者のダイアモンドは長年にわたってニューギニアで

フィールドワークを続けてきたそうです。

この本にもポリネシアの島々のことが書かれています。

その本をある程度読んでいたので、このニューギニアの北西の島の

ラジャ・アンパッドの番組に釘付けになりました。


命あふれる奇跡の海ラジャ・アンパッド。

本当に行ってみたいなと思いました。

潜水ができないと面白くはないのだろうけれど。

$かめちゃんのブログ-「銃・病原菌・鉄」