先週の木曜日と昨日と
赤松林太郎先生の2つの講座に行ってきました。
先週は豊洲シビックサンターで開催された
「バッハ平均律講座第2回」
今日はピティナの東音ホールでの
「演奏家が伝える『4期の名曲を弾くために~
上級を目指す方へのプラチナレター』」です。
まず平均律の講座ですが
第1回は予定があり行けなかったので
ついていけるか心配しながらの参加でした。
実際参加してみると有り難い事に
第1回の復習と補足もしっかりやって下さいました。
平均律は以前ピティナの指導者検定の筆記試験で
「第1巻の1番から10番までを見ておくこと」という
おそろしい課題が出たときに
上野の音楽資料館で資料をコピーしたりして
調べましたが、正直理解が難しい・・・、という状況で
試験を受けた記憶があります。
その時に難しいけれど勉強は楽しいと感じたものの
やはり目の前にそびえたっているものの高さにおびえ
そのままになっておりました。
今回の講座もついていくのにも必死で
ついていけていない部分も多いのですが
赤松先生のお話は
抽象的な表現ではなく
具体的な裏付けに基づいて教えて下さるので
とてもわかりやすいです。
しかも先生が1ページに2時間半もかけた
アナリーゼの楽譜が頂けます
こんな大盤振る舞いがあるなんて
すみません、参加者に配布の資料なのでピンボケです。
第3回も参加を決めました。ついていけるように
復習しておかなくては申し訳ないです
そして今日の講座はバスティンの名曲集から
古典派を取り上げての講座でしたが
フレーズの美しい歌い方、
今まで曖昧だった古典派での
足ペダルのつけ方や指ペダルのやり方、
ハーモニーを作り出すためのタッチの方法など
こちらも一つ一つ具体的に教えて下さいました。
家に帰ってさっそく弾いてみましたが
実際に教えて頂いた事を音にするには
楽譜をしっかり読み込む必要と
全ての音をしっかり聴く耳を持つことが前提だと気づかされ
今日のお話の奥の深さをひしひしと感じました。
道は果てしなく遠いですが
1歩1歩進んでいきたいと思います。
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