仕事 の パートナーの見つけ方 | 自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

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「日常に息づく音楽」「後悔のない演奏活動」を体現するピアニスト内藤優花音のブログです。クラシックとオリジナル曲が中心。

メインブログをアメブロからはてなにお引越ししたのでこのブログは跡地的なもの。YouTubeにアップした動画をシェアしてます。

私が ” 音楽 仕事 の パートナー ” を 見つける際

最初の直観をかなり大事にしています

具体的には以下のような点に着目しています

(あくまでも私の独断ですので 軽く聞き流してくださいませ)


【 超私的!音楽および仕事 の パートナー チェックリスト 】


1.外見


 (1)目に力があること


 (2)元気があること


2.内面


 (1)図々しくなく けちけちしていないこと


 (2)一貫性のある言動をしていること

    

 (3)依存心が強すぎないこと


とはいえ

お会いして日が浅い方について

正確に判断するのはちょっぴりハードルが高いこともあります

最初に感じた印象と

実際にお付き合いをはじめてみてからの印象は

多少変わってくることが多いです

(おそらく先方から見た私もそうでしょう(汗))



そうはいっても

最初に感じた印象が悪い場合

それが後で覆されることは あまりありません

少なくとも 私の経験では 無いと言ってよいです


そんなわけで

最初に感じた印象を大切にしています


ただし何らかの事情で

選球眼が曇ってしまう場合があります

選球眼を曇らせる原因は

自分の欲と思い込みです


たとえば

以下のようなことがありました

ジャズセッションのオファーっぽいものが来たのです




【 選球眼を曇らせ 判断に時間をかけてしまった事例  】


1.依頼者


  とあるイベントで出会った

  初対面の初老の男性で

  金管楽器のアマチュア演奏家


2.オファーの内容


  ジャズライブを割と頻繁になさっているとのことで

  ピアニストを探しているとのこと

  まずは8月にライブをやるのでピアニストとして参加してもらいたい

  (男性は勝手にどんどん話を進めるような態度であった)


3.その時の私の気持ちと欲と対応


 (1)私の気持ち


  初対面なのにずいぶん図々しい人だなあと思った


 (2)私の欲と思い込み


  ジャズのセッションの経験をさらに積むことができるので興味があり

  アマチュアの中にも高い音楽性の演奏家もいらっしゃるので

  一度は彼の演奏を聴かせていただいてから

  セッションを組ませていただくか判断させていただきたい


 (3)その時の対応


  私は直後に仕事があったので

  男性の話をゆっくり聴く時間がとれなかった

  そこで

  とりあえず連絡先の交換だけおこなった

  私はピアノサロンのリーフレットと名刺をお渡しし

  後日男性より連絡をいただくことにした


4.その後のやりとり(言葉は正確に覚えていませんので意訳が入っています)


  (1)男性より連絡あり


    男性「音楽室あるの?

        今度8月のライブの練習をしにいってもいいかね?」


    わたし「うちはピアノサロンを運営していますので

         うちで合奏をなさる場合は”伴奏メニュー”に申込みをしていただきたいのですが」


    男性「(ちょっと考えているようだった)

        ライブに出演するために練習を一回させてもらうのはどうかな?」

        (この時点で”図々しくけちけちしている”ので

         私のチェックリスト的にはアウト!

         この時点でお断りをするべきだった!!!


    わたし「(男性の演奏を聴かせていただいていないので

          ライブに一緒に出演するかどうかまだ判断できなかったため)

         本当のことをいうとあまりお受けしたくないですが

         一回だけなら お受けできなくもない。。。。

         (明確な回答ができなかった)」


    とりあえずここで話を終えた


  (2)男性より連絡あり



    男性「8月のライブで

        まずは1曲~2曲弾いていただけませんか?

        そのうえで今後どうするか話し合いをさせていただければと

        ライブハウスからほんの少しですが謝礼が出ます

        (さすがに うちのサロンで無料で合奏というのは遠慮したらしい)」


    わたし「そうですね

         わたしもまずはそちらの演奏を聴かせていただきたいと思っていましたので

         今回はそういうことで了解しました」


  (3)私より男性に連絡(曲目の相談のため)


    私から電話をしたところ留守電だったため

    8月のライブの曲についてご相談したい旨留守電に録音した

    そのあと男性より着信があり

    「おはよ~ 電話ください」という

    妙になれなれしい留守電が入っていたので

    おかしいなと思いつつ

再度こちらから折り返しした

    わたし「8月のライブの件でご相談なのですが

         どのような曲をご用意したらよいかご相談でお電話しました」


    男性「今回はまずは私のバンドの演奏を聴いていただければ十分です

        どんなバンドかわかっていただければと思います

        わたしの知り合いということにしますので

        (おそらくメンバーの一人としてライブに入場させてくれるという意味)」


    わたし「(本当にメンバーとして入店させてくれるか確認のため以下のとおりカマをかけてみた)

         では私がお客としてライブに行けばよろしいのでしょうか?

         ライブハウスにチャージを入って聴かせていただけばよろしいのでしょうか?」


    男性「あ~ それでいいですか~?」


    ひとまずここで話を終え

    電話を切ったが

    話がどんどん変わってくるし

    この流れでは8月のライブはこちらがお客さんになってしまうのはなんとなく不愉快であったので

    彼の演奏を聴かずにお断りするのは少し心苦しかったが


    ”初対面なのにずいぶん図々しい人だなあと思った”


    という第一印象を大切にし

    今回のオファーにつき お断りすることにした



  (4)私より男性に断りの連絡


    わたし「ライブの件ですが お断りします」


    男性「(とても驚いたように)あ~ そうですか そうですか 

        また機会がありましたらお願いします!」


    わたし「わたしはプロとしてやらせていただいているので

         お断りします」


    男性「・・・さっき私が間違えて内藤さんに留守電を入れちゃったから

        電話をくれたんでしょう?(※(3)の「おはよ~ 電話ください」という留守電のこと)」


    想像するに

    さきほどのなれなれしい留守電は

    別の女性(直感的に多分女性だと思いました・・・)にかけたものらしく

    その留守電に私が怒って

    断ってきたのだと思ったのか???

    ・・・よくわからないけど

相性が良くないのは確か

お断りする旨再度念を押し

    電話を切った


5.総括


  やはり最初に出会ったときの

  初対面なのにずいぶん図々しい人だなあ

  という感覚と

  わがサロンの”伴奏メニュー”の申込みをケチった時点で

  さっさとお断りをすればよかったと思った

  さらに

  連絡をとるたびに言動がコロコロ変わる

  こういう人物は思いつきで行動しているだけなので

  信頼できない

  私は当初

  「3(2)私の欲と思い込み」に記載した理由より

  少なくとも男性の演奏を聴くまでは

  彼のバンドと組むかどうか

  判断するのを先延ばしにしようと固く誓っていた


  しかし

  それ以前の

  私への仕事の依頼の仕方により

  その人物の人間性について

  大方想像ができると痛感した

  わたしにとって

ろくでもない人物とのかかわりに時間をとられるより

  もっと有益なパートナーを探すよう

  アンテナをはっていこうと思った


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