小学生のころの卒業文集を読んでみた | 自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

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「日常に息づく音楽」「後悔のない演奏活動」を体現するピアニスト内藤優花音のブログです。クラシックとオリジナル曲が中心。

メインブログをアメブロからはてなにお引越ししたのでこのブログは跡地的なもの。YouTubeにアップした動画をシェアしてます。

ふと思い立ち実家から小学生のころの卒業文集を持ってきました
何十年ぶりか・・・
当時のことはあまり思い出したくなく
また表紙のイラストも人に見られるのが恥ずかしく
これまで封印していました

こんな表紙でしたねえ(恥ずかしい)
当時はマンガのイラストを夜中に書いていました
そんなわけで
卒業文集の表紙は
ポスターカラーとカラーインクで書いています
輪郭はGペンと丸ペンです

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文章は大変稚拙で
イマイチつじつまの合わないところが散見されますので
適当に校正しながら書き出してみます

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好きなこと:  ピアノ、絵、漫画、ねること
将来の夢:  漫画家
好きな言葉: 太陽へ向かって進もう!希望を持って!

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題名:     時

時とは不思議なもので、
昔のものを人々の記憶から消し去ってしまおうと働きます。
この”時の流れ”への恐れは、一年生の時から現在にいたるまであります。
”時の流れ”とは、残酷だと昔からよく考えています。
たとえば、もし今自分が死んだとしたら・・・。
10年後には人々の記憶から”自分”は消え去っているのではないでしょうか?
”時”から連想したこの例え。
こんなことを考えてからもう六年ほど経ってしまいましたが
今でもはっきり覚えています。
わたしは、自分を人々の記憶から消し去る”時を憎みました。
今、自分は生きているのに、それなのに、
将来人々の記憶から葬り去られるのがものすごく悔しかったのです。
幼稚園のころから、(自分は忘れられたくない)と考えていました。

”時”は人々の記憶を消し去るので、残酷だと思います。

でも”時”があるから私たちは生きていくといえるのではないでしょうか。

”時”は残酷な部分と、

世界にとって得(※この世が存在することを指している)な部分とを

背中合わせにしています。

過去がなければ現在は存在せず、

また、現在がなければ未来は存在しません。
この3つを総じて”時”と呼ぶのです。

逆に言えば、”時”がなければ、過去、現在、未来の3つともこの世に存在しません。

そしてこの世もないのです。

このことに気づいたのは、

つい最近なんですが”時”へ抱いていた謎の第一段落をやっとといたようなきがしました。

”時”はわたしの生活の中での大部分です。

”時”があるから私は生きていて、生活をしています。

一つ一つの瞬間、一つ一つの時。この世の出来事すべてがこれで成り立っています。

そして、その出来事はどれも一回しか味わえません。

”出来事”は一人ひとり違います。

だから、自分の送っている毎日も、

言い換えれば

「自分しか知らない毎日」

となるのではないでしょうか?
そう考えれば、一つ一つの出来事、及び、”時”を無駄にしないで

「自分しか知らない毎日」として、

大切にできるのではないでしょうか?

”時”はながれていき、その間に生と死があります。

そして、その二つを分かつものがあります。

生と死をわかつものはなんなんでしょうか?

まだ、私はその答えを見いだせていません。

いずれ解くことができるとおもいますが、

あせらないで、ゆっくりと解いていきたいと思っています。


(完)



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現在のわたしから当時のわたしへ


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人生が一瞬一瞬の積み重ねだということによく気づきましたね(^^)

だからこそ一瞬一瞬を大切に、生きていきたいですね。

ただ、現世への執着がちょっと強すぎるような気がするな。

ちょっとスピリチュアリズム的な話になるけれど、

生と死を分かつものはそれほどないと思うよ。

肉体があるかないか、

あの世に近いかこの世に近いか、

そんなもんじゃないかな。

現世はあくまでも仮住まいなんだよ。

だから、現世の人々の記憶から現世のあなたが消え去っても、

なにも恐れることはないよ。

恐れを強く持ちすぎると、あなたの行動が制限されてしまうよ。

もっと自然体でいいと思うよ。

これからたくさんの人と出会い、いろいろな経験があなたを待っているよ。

もっと気楽に、やわらかい心で、人生を歩んでいってね。