毎日溶けそうなほど暑くて
クーラーに浸りすぎか、夏風邪気味になってました
……私はこんな感じなんですが
先日8月3日、私の住む京都の山科の東部文化会館で、ピティナピアノコンペティションの本選がありました
その3.4日前に、男の子から電話がありました
「ピアノを貸していただきたいのですが…」
「あ、あ、あの…ピアノの貸し出しはしてないのですが、どうしてですか?」
「コンクールがあり、その前に練習させてもらいたいんです」
「そうなんですか
そういうことなら是非どうぞ」
と、日にちと時間をお聞きしたらお互いの都合も合ったので、この不思議なご縁で、1時間半ほどピアノを弾きに来られました
本選で弾かれる2曲を通して弾いていただき聴かせてもらいました
すごい
久しぶりにコンクール出場直前の、迫力ある、素敵な、素晴らしい演奏を目の前で聴かせていただき感激
私は大拍手大興奮
…の私の横で…
お母さまは「この部分が、ちょっとねぇ…」と、楽譜を見ながらおっしゃっていました
私はただただ、
「上手〜 素敵〜」と感激していたので、
お母さまの指摘の部分、全然気にならなかったので、
「こんな直前に、もういいんじゃないですか(^▽^;)
このままでうまくいきますよ」
お母さまは「いつも直前練習でなおったりしてますから(○・`д・)vキリ」
と…
そ、そうですよね…発表会じゃなくコンクールですもんね…すみません…軽い発言を撤回m(__)m
その後もみっちりお母様と最後の特訓をされていました
お母さまはピアノは弾けないとのことでしたが、とても鋭い指摘をされて、とても熱心で情熱的でした
そして最後の最後まであきらめないということを、このお母さまは徹底されていて…学ばせていただきました
横で見学させてもらっとけばよかった…
私自身を振り返れば、コンクールには苦手意識があります
「競争」というか、勝ち進む…を意識した途端に練習する気力が失せて、ワクワク感なくなり、心臓がバクバクなるというか…
声楽や楽器や伴奏での出場ならこんな気持ちにはならなくて、コンクール何度か経験しましたv(^-^)v
その日の夕方、お母さまからメールが…
本選第1位!
讀賣賞もいただきました!
全国決勝大会に行けます!
私は、ほんとうになんでこんなに嬉しいんだろってくらい嬉しくて、次の日の朝起きてもまだ興奮が冷めやらないくらいでした
ピアノをお貸ししただけなのに
東京での全国大会、この男の子が出場の1日だけ日帰りで聴きにいきたいなぁと思っています
久しぶりにコンクールの身近に感じて、コンクールなのにわくわくさせてもらいました
連絡してきてくれたR君
そのお母さまのSさま
ありがとうございました♪♪
夏休み、お友達からの誘いも断り、全国大会にむけてまだまだ練習の毎日だと思いますが…
いつも京都より声援を送っています
お母さまから送られてきたメールと写真を記念に
ご縁に感謝です
ハートフルピアノ教室
太田直子