岩木山下野目の大崎八幡神社に行きました。


こちらの由来は、以前お詣りさせて頂いた田尻の大崎八幡神社とは違い、平泉の奥州藤原氏の命により、家臣が建立したそうです。

源義経の平家討伐の際に藤原氏の妻が戦勝を祈願し、神鏡を奉納したとの事です。

地元平泉にも神社はあるでしょうに何故この宮城県岩出山の神社に祈願したのか?と不思議に思ったのですが、宮司さんに聞くことは出来ませんでした…



こちらの神社に初めて来た時、狛犬が怖くて拝殿に近寄れませんでした。

狛犬の距離が近いので、バリアを凄く感じました。

特に左の吽(雌)の狛犬が睨んで来ます。
怖くて写メは撮れませんでしたので、画像お借りしました→


よく考えたら、私はツキノモノが来ておりました。
なので特に女子に睨まれたようです。

神様からは特に嫌な感じはありませんでした。
人の作った物とはいえ、狛犬にも神様を守る、不浄の物を寄せ付けないエネルギーが、備わっているようです。

古くて崩れかかっている狛犬からは、あまり感じた事はありません。

参拝者の多い神社でもあまりありませんが、
その土地の鎮守様など参拝者が限られている神社では、
よそ者に対しての警戒心のようなエネルギーが周りから押し寄せる時があります。

その日は、無理に参拝せず、
日を改めて何度か参拝させて頂きました。

でも狛犬に頭を下げ、見ないようにして通り抜けました。

宮司さんは、神社の前のお宅でしたので御朱印を頂きました。


その時に他に祀られているお社の神様を伺いました。


手前が、
和霊(アラミタマ)
荒ぶる魂をおさめる神様という事です。
戦国時代より古い石碑が2体納められているそうです。扉から石碑は見えます。

奥が神明社(天照大神)です。


金華山弁財天碑

狛犬力を感じたい方は是非一度お詣りしてみて下さい
             
岩出山下野目大崎八幡神社
【御祭神 】 應神天皇
【由来】高倉天皇の承安年間(1171~1174)藤原三代秀衡の家臣照井太郎高直が丸山に居城の時、秀衡の命で、八幡神社を下野目八幡田の地に勧請し鎮護の神とした。寿永年間(1182~1184)源義経が平氏征伐の際、秀衡の夫人が義経の戦勝を祈るため、待臣江刺某を当社に遣わし神鏡を奉納した。神鏡は径四寸裏に蓬莱仙八島を彫り四辺 に菱花紋を環したもので現在は社宝として保存している。慶応年間(1338年頃)管領大崎家兼は地頭に社殿を修復させて大崎氏の氏神として崇拝した。 天正年間、江合川の大洪水に見舞われ社殿を往時の鳥居があった現在地に移した (当時の社殿は国道西側付近)元治元年(1864)社殿を再興したが、昭和三年焼失し現在の殿は、仙台青葉神社のご本殿を移築したものである。

〒989-6412 宮城県大崎市岩出山下野目沖ノ井117-1