3月に入ってから、緑内障による牛眼(というか前房出血)、メラノーマ発見とバタバタし通しでしたが、バタバタは未だ続いております。
4月3日に角膜が破れました
眼圧検査や超音波検査の際に角膜に若干の凹みができます。これは致し方のないことなのですが、アインの左目の角膜は再生能力が著しく低下しており、加えて就寝時に瞼を完全に閉じることが出来なくなっていたため、凹みが”びらん”になり、潰瘍になり、遂には破れました。
散歩中に、左目から血が、ら~~~っと。
ビックリしました。
角膜が潰瘍状態になった時点で一度獣医を受診しており、その際に「角膜が破れやすい状態にある」ということは聞いていたのですが、実際に破れた状態を目の当たりにした時はハラハラドキドキでした。
だって、目から血が流れてるわけですから
いつもの自分なら、即病院へアインを担ぎ込むところですが、この時は悩みました。
如何せん、病院が遠い。車で約40分ほどの場所にあります。
アインの体調が芳しくなく、出血も止まらず、車に乗って興奮し出したら更に出血が酷くなるような状態の中、果たして病院へ連れて行くべきか否か。
答えは否。
病院へ連れて行っても、結局何もしてあげられることが無いんですよ。老犬で手術もできないし。
唯一の手立ては『ヒアレイン』という点眼薬をとにかく打ちまくるのみなのですが、この点眼薬は充分に処方してもらっていたので手元に結構な量がありました。だから病院へは行かずに、とにかくヒアレインを点眼し続けました。
すると、どうでしょう~!
日を追うごとに眼球中央に乳白色の突起物が出現し始めました。
ネットで調べた限り、アインの左目の状態は『重篤なデスメ瘤』という状態。突起物の正体は『フィブリン』。
フィブリンって、瘡蓋作るやつじゃん?
だったら体的には正常な反応なんじゃないの?
・・・と、思ったのですが、やはり日に日に状態が酷くなっていくので、どうしたものかと再びネットで調べものです。
何とか目の乾燥を防げないものか?何とかアインの瞼を閉じることはできないものか?
そんで行きついたのが、犬用のコンタクトレンズ。
眼球出血をしたのち、ネット上で、角膜潰瘍の治療や術後の角膜保護のために用いられると時々その名は目にしていましたが、実際にコンタクトレンズを導入した飼い主さんのブログを読むと、皆さん一様に、
直ぐ外れる。
動物病院で入れてもらって、帰りの車内でもう外れる。
散歩中に外れる。もはや紛失。
というご感想。
導入するか否か・・・。
暫し思案しました。
>> つづく