テーマ:「二点識別覚」
参加者:1、2、3年生合わせて16名
本日のテーマは、複合感覚である識別性触圧覚(二点識別覚)です。
体表面の2点に同時に刺激を与え、これらの刺激が別々の刺激によるものであることを閉眼して識別できる最小の距離を二点識別閾といいます。部位によって識別閾には大きな差があり、一般に指先や口唇などでは小さく、上腕、下腿、背部などでは大きい傾向があります。
指先の二点識別覚
その識別閾の大きさを決定するのは受容器の密度や大脳皮質感覚野の領域の広さによって決まると考えられています。指先や口唇では2~3mm、背部では40~50cmです。
上腕の二点識別覚