撮られることって苦手な人には

カメラを向けられると

見世物のように

さらしものに合ったように

いても立ってもいられなくなる。

それはきっと「未成年の主張」で屋上から

下にいるみんなに向かって

自分の想いを叫ぶこと同じくらい。


※「未成年の主張」とは
TV「学校へ行こう」(V6出演)の一コーナー。
思春期の男女が一人校舎の屋上に立って
想いを下にいる大勢に叫ぶ。
お年頃だから告白ネタもたくさん。









でも、屋上に立ったのだから遠慮なく自分を叫べばいい。

屋上というステージに立った人の特権なんだ、叫ぶことができるのは。

それと同じで

自分を思いっきり出せるのは

私の人生のステージに私が立つ

ここでは私が主役なのよ、

と決めた人だけの特権。

















そのステージで「なりたい自分」を演じてみる。

演じるって英語で"Play"。

遊ぶように自分を自由に表現してみる。

やればやっただけ身に染みついていつしか自分の一部になる。

そしていつの間にか本当になりたい自分になっている。









だから、決めるが先。









撮る方はそんなあなたを見て

あなたの姿の輝きに心が震えた瞬間

シャッターを切るから。

シャッターの音は撮った人からの

「今のあなたは素敵だよ」という言葉。

「今の私、いいんだ」

「今の私、輝いているのかも」

とその言葉を受け取ってほしい。

そして調子に乗ることに遠慮せず

あなたのステージの上で

演じる自分に

輝く自分に酔ってしまえ。









撮られるのが怖い人はそれくらいがちょうどいい。











この記事を読んでたらそんな言葉が出てきた。


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1対1で撮られるとき、


広い舞台に、ひとりで置き去りにされるような気分になる。


脇役でいたほうが楽なのに、


目立たない場所にいるのが楽なのに、


一番光の当たるところに、自分を置かれる感覚。


ここは私がいていい場所じゃないんですって、言いたくなる。


私を中心に置かないでくださいって、言いたくなる。


私なんか、こういう場所にはふさわしくないんですって、言いたくなる。


自分が、自分の世界の主人公でいるのに、
 

何か遠慮している。


そんなことに、最近気がついた。


自分を、自分の世界の真ん中に置くことに、

 

どこかまだ遠慮がある。


する必要のまったくない遠慮を、ずっとしている。


私はいったい何を遠慮しているのだろう。

 

私はいったい誰に遠慮しているのだろう。








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自分も撮られ慣れてない頃はレンズ向けられて

ドキッとしたからこの美世さんの言葉はよくわかる。

どうやって苦手を克服したか、

それは撮られるときの自分の「設定」を変えたから、

くわしくはこちらの記事










3月の「今月のルッチー」はこちらの
広武真季さんに撮ってもらった一枚。

先日フォトスクールアドバンスを修了した彼女、
写真展も一緒に出展しますよ。