写真家ルッチーこと鶴岡です。

今日は満月。

一ヶ月に2回満月があった今月。

二回目の満月のことを

ブルームーンと言うんだそうです。






お財布フリフリした?






月は意外と明るくて、

オートモードなどで

明るさをカメラに決めてもらうと

下のような写真になります。







モード プログラムオート
絞り f5.6
SS 1/8秒
ISO 200
測光 中央部重点測光
トリミング済み

私のカメラでもオートならこうなります。








もっと暗く撮るか、

月の明るさをきちんとカメラが拾えば

最初のような写真になります。






最初の写真をもう一度見ると

モード マニュアル
絞り f11
SS 1/200
ISO 800
トリミング済み






写真の下にデータが書いてありますが、

数字が違います。

絞りは数字が大きくなるほど、

シャッターピードは分母が大きいほど、

ISOは数字が小さいほど

写真が暗くなります。






差は絞りで-2段

シャッタースピードで-4と2/3段

ISOで+2段

全部合わせると約5段、暗いことになります。

1段暗くなると光を入れる量が半分になります。

オートで撮った写真と比べると

光の量は絞りで1/4になり、

シャッタースピードで約1/32になり

ISOで4倍になりました。

合計で光の量は約1/32になっています。

数字になるとわからないですが、

相当暗くなっています。






明るさをカメラが決める

各種オートモードで月を撮ると

明るくなる傾向があります。

その傾向は画面に占める

月の面積が狭いほど強くなります。

画面のわずかな場所の明るさを

オートできちんと出すためには

スポット測光が便利。

スポット測光だとオートでも

月の模様が出るくらいの明るさになります。






モード プログラムオート
絞り f5.6
SS 1/100秒
ISO 200
測光 スポット測光
トリミング済み





スポット測光は

明るさを測る範囲を小さくする測光モード。

撮りたいものが小さいときに

使うと便利ですよ。






ルッチーでした。


by ちゃたさん