お世話様でございます。写真館経営コンサルタント井口です。
前回、その1では、今の「カジュアル」の時流についてお伝えいたしました。
今回は、今起きている次の時流である「エレガンス」に向けた予兆、予兆から想定される「エレガンス」の時流、さらにその先に想定される時流についてお伝えいたします。
今年に入ってご自身のSNSにペット単独フォトの投稿が増えていることに気づかれている方は多いと思います。
しかも、その画像はあたかも人の肖像写真、ポートレートのごとくです。
理由は、ペット専門スタジオを立ち上げられる方が増えてきたことにあります。
ライフサイクルが進んでいくに従い「みんなと一緒」から「自己実現型、究極のこだわり」に変化してきます。
2027年以降のエレガンスの時流に向かって「自己実現型、究極のこだわり」は専門店化を促進していきます。
ペットフォト専門店は一つの事例ですが、その他の専門店も増えていくことと思います。
またウェディングの流れは子供の記念写真へ移行してきます。
例えば過去の例でいうとデジタルアルバム、動画です。
では、少し前から今のウェディングはどうでしょうか。
分かりやすい例ですと「韓国フォトウェディング」。
その他にも、ここ数年のウェディングフォトを撮影されるお客様の動きは変わってきました。
先ほどお伝えしたようにウェディングの流れは子供の記念写真へ移行してきます。
エレガンスの時流の子供の記念写真にお客様が要望されていることが想像出来るとことと思います。
今回お伝えしたように、2026年に向けて過去になかった業界内の新しい業態などが動き始めています。
次のエレガンスの時流では、
専門店レベルのクオリティの高い写真・接客、
フォトウェディングにこだわったお客様からの期待に応える記念写真
が進んでいくことと思います。
今回はここまで。
次回その3は、今回の最終回になります。
専門店化が深耕していく中で必要なマネジメントについてお伝えしたいと思います。