結婚式の来賓の先生のお言葉
「二人で生きていくことを選んだお二人は、AくんはAくんとして生き、KさんはKさんとして生きていく」という言葉が心に残りました。
「私は私として生きていく」ということだろう。

今日の散歩は、田んぼコース
いつものようにSくんと一緒です
私の杖を持ちながら一歩前を歩いて行く
私から杖とりあげて得意げです。


さぁて、どうしようか~

Sくん、まって~、Sくーんまって!


「写真、写真とるよ~」
やっと追いついた。スマホでピッ!
「Sくん、先生の足いたいから杖返して」
<イタイ?イタイ?>と足を触ってきた。
そのタイミングで杖を取り返した。

Sくんはダウン症で言葉が少ない。でも優しい心を持ち何かと右麻痺の先生の世話をしてくれる。頑固で気分屋でごめんなさいが言えなくてマイペースで泣き虫です。

SくんがSくんの思いのままに生きていくことは出来ないだろう。誰かの手助けが必要だし自分で意志決定していく力が今のところない。

Sくんのこれからの歩む道が平和で穏やかであって欲しいと思いながら手をつないで帰ってきました。