20051025-01

もう一つエレベータの話を書く。

京都駅ビルの駐車場の中は螺旋状になっていて、駐車する車はぐるぐると上に上がっていくようになっている。このような構造だと、何階か決めて一度に行く場合ときと違って、何階に駐車したのか分からなくなってしまうことがある。

そこで、この駐車場は少し工夫がしてある。各階の連絡用エレベータに動物のマークを表示してあるのだ。もちろん、エレベータに乗るときには、現在階が数字で表示されているのだが、この数字情報はうっかり忘れたり、勘違いすることがよくある。絵で動物を描いたマークは、脳内の、数字を数値として記憶する部位とは違うところが使われるのだろうか、数字は覚えていなくても何となく別の記憶として保持することができたりする。つまり、これはいいアイデアなのだ。しかーし、

(つづく)