2007年下半期 勝手に新人大賞 | 音楽と珈琲と三畳間

2007年下半期 勝手に新人大賞

年間デビューするアーティストは300組とも400組ともそれ以上とも言われている。詳しい数はよく分からない。

そんな新人のうち2007年の下半期に本家の方のブログの「今週の新人」で紹介したアーティストの中から、独断と偏見で勝手に賞を贈ろうと。

ちなみにコレだけいます・・・

熊猫xiongmao、みつき、RYUKYUDISKO、Kanade、FLEET、中山うり、取締役松本 隆博、ROCK'A'TRENCH、monobright、Rickie-G、早川えみ、aluto、光上せあら、宮脇詩音、カラーボトル、アイドリン グ!!!、小泉ニロ、ひまり、松下奈緒、Yacht.、JING TENG、SONOMI、大塚ちひろ、5050、Tr.弾、FREEASY BEATS、note、Bahashishi、KAME&L.N.K、SS501、Lisa Halim、PhilHarmoUniQue、DEL、HOKT、Clench&Blista、しおり、MASH、CASSIS、JONTE、 Mother Ninjya、林未紀、奥村初音、J-Min、ALvino、LauLa、THYME、アイス・サランユー、NaNa、ゆっぴ、井上ジョー、KAT、中島 紅音、たむらぱん、8otto、URCHIN FARM、SIDE AQCEL、SWEET VACATION、LOVE、9mm Parabellum Bullet、バニラビーンズ、SKELT 8 BAMBINO、SORA、宇宙(ウジュ)、CHERRY LYDER、ABE-KOBA、GiFT、清浦夏実、岡野宏典、IKKO、加賀美セイラ、ダイナマイトしゃかりきサーカス、alan、SUGER、 Dew、ははの気まぐれ、CHERRYBLOSSOM、ミドリ、ESCOLTA、Goodings RINA、KELUN、LEO今井、木山裕策、JULEPS、有村実樹、NICO Touches the Walls、ON/OFF、光岡昌美、山口リサ、カッティー

かなりメンドーでしたがリストアップしてみました。(たぶん…)89組。
(自分で紹介しときながらどんなアーティストか思い出せないくらいインパクトが薄いのが結構いる)

89組。そう、実際はこの倍近いアーティストがデビューしている。

意図的に紹介していない人もいるが、自分が知らない間にもたくさんデビューしているとゆーコト。

その中で生き残れるのは一体何組いるのだろうか・・・
売れるのは何組いるのだろうか・・・
そして、何組が本当の意味での「アーティスト」なのかな・・・
そんなコトを考えながらやってみます。



『審査員特別賞』
(たった一人の審査員の合議によって選ばれた、面白い存在な人に贈る賞)


「中山うり」5月23日デビューアルバム『DoReMiFa』


アコーディオンの弾き語りという特異なスタイル。その音楽性も独自の完成された世界観を展開。
作詞作曲からトランペット。さらに美容師までこなす。
ジャンルがコアなだけに注目されにくいが、面白い存在だし今後に期待が出来る。






『なめてるやつで賞』
(『なめてるやつで賞』byくにおくんシリーズより。良い意味でも悪い意味でもなめてるって感じた人に贈る賞。)


「IKKO」12月5日デビューシングル『どんだけ~!の法則』


知らない人もいるかもしれませんが、あの「IKKO」はCDデビューしています。
とりあえずPVを見て下さい。とんでもないことになってます・・・
まぁ、面白いからいいっちゃあいいんですけどね。





「有村実樹」11月7日デビューシングル『Mauve ~color of love~/nocturne』


最近多い副業歌手モデル。その一人。
「音楽が大好きだから」って理由だけで歌手デビューしてしまった人。
そんなに「歌手」は甘くねぇ…そう、思います。






『恵まれているで賞』
(恵まれてるなぁコイツ…ってひがみたくなるような人に贈る賞)


「岡野宏典」10月24日デビューシングル『レモネード』


ヴァイオリンが出来る時点でおそらく裕福な家だろうし、大学が音楽科ってことはかなり順調な人生だったろうし、デビューもスカウトだし。そして爽やかな男前。
「運」や「環境」も才能と言っていいと思う。「運」も「環境」も、そして「ルックス」も良い。
恵まれてるなぁ・・・







『期待が出来るで賞』
(2008年の活躍に期待が出来そうな人に贈る賞)


「CHERRYBLOSSOM」12月5日メジャーデビューシングル『DIVE TO WORLD』


女性ツインボーカルが魅力的なバンド。POPでキャッチーなメロディーもGOOD。
女性ボーカルバンドの代表格にもなれそうな彼女たち。期待が出来ます。




「9mm Parabellum Bullet」10月10日デビューEP『Discommunication e.p.』


オリコンチャートではデビュー曲がいきなり9位にランクインという事実もある。
既に「売れている」と、定義していい彼ら。
来年の活動にも期待がかかる。




次点
「ESCOLTA」

ある情報網によると、じわじわ人気が出て来てるとか・・・?
この枠に今ライバルがいないから期待は出来る。



『青猫賞』
(青猫的に気に入ったアーティスト)


「たむらぱん」10月10日配信デビュー無料デジタルシングル『責めないデイ』


久々に直感で「コレは来たッ!」って思ったアーティスト。
個人的にこーゆーアーティストが好きです。
今のところ配信ばっかですが、今一番アルバムを期待してるアーティスト。





『爆弾賞』
(上と同じ)
「alan」11月21日デビューシングル『明日への讃歌』

ホント楽器みたいな歌声な彼女。チベット民謡の歌い方を取り入れた歌声は本物。
「歌」って意味でちょっと感動すらする歌声。
つたない日本語で一生懸命書いているブログも良さげ。




『2007年下半期 勝手に新人大賞』


そして、、、


青猫爆弾が贈る、、、、


2007年下半期、、、


勝手に新人大賞、、、


その栄冠に輝くのは、、、、


・・・・


(ドラムロール)


・・・・



「SWEET VACATION」
11月21日デビューアルバム『Do the Vacation!!』


未来派ピュアポップ! ~ デジタル&キュートでハイブリッドな、新世代ポップ突然変異!! ワールドワイドに新しい音を追求している、東京エスムジカのリーダー、早川大地(Sound Produce,Cho&Vocoder)が、とある海の向こうでMAY(Vo)と出逢い、結成。 2007年型、胸キュン・ガーリー・ハウス・ユニットは、距離も時代も観念も飛び越え、中毒性あるキラメキのサウンド・キューティクルを解き放つ!! 最先端のクラブ・ミュージックのエッセンスを自由自在に取り込んだ、ど真ん中にキャッチーなJ-POPサウンド。そんな、時代性を映し出すサウンドに投げ かけられる軽やかな言葉たち。 テーマは世界中をスイートに飛び回るバケイション。 日常を脱し、精神を解放するフリー・ユア・マインド。ポップでキャッチーかつ心を震わすインパクト。そしてカラフルな夢を見せてくれるファンタスティック な魅力溢れるポップ・ダイナミクス。 根本に感じられるのは80年代&90年代のバブリーなポップ感、そして昨今リバイバルされているトレヴァーホーン的なニューウェーヴ& ニューレイヴな質感。さらには、ヒット感溢れるラブリーな存在感にも注目あれ。


以上はオフィシャルより引用


とゆー訳で青猫の独断と偏見で選ぶ2007年下半期勝手に新人大賞は「SWEET VACATION」に決定いたしました。
おめでとうございます。パチ、パチ、パチ(拍手)


以下は総評。

新たらしい音楽のキーワード「MySpace」青猫賞の「たむらぱん」も「MySpace」出身。
インターネットでの音楽を配信することが容易になって来た時代。
その大きなコンテンツの一つが「MySpace」
「ミクシー」の音楽に特化したバージョンって感じ。
「SWEET VACATION」は、その「MySpace」内で火が付き、現在メディアにはそれほど登場していないが、既にあちらこちらで騒がれている。

そして、今年は「Perfume」がスマッシュヒットを飛ばした。
ピコピコなテクノサウンド。
この辺の詳しい音楽の話はよく分からないんで飛ばしますが、新しい音楽ジャンルとでも言うべきモノが生み出されたと思う。(もちろん以前からあったが、一般的に浸透したって意味で)
耳に新しかった「Perfume」の『ポリリズム』のサウンド。
さらに「デジタル&キュート」「胸キュン・ガーリー・ハウス・ユニット」「最先端のクラブ・ミュージック」「キャッチーなJ-POPサウンド」
そーゆーのを織り交ぜているのが「SWEET VACATION」

もう一つが「新しいプロデューサー時代」
「Perfume」のバックには「capsule」の中田ヤスタカ。
「SWEET VACATION」のバックには「東京エスムジカ」の早川大地。
個人的には時代がこの二人に追いついたって気がします。

「MySpace」「中毒性あるキラメキのサウンド・キューティクル」「新しいプロデューサー時代」この3つが大賞に繋がりました。

そして、個人的に好き。これも大きな理由かもしれません。。。