こんにちは!

PHD協会で2月初旬から2カ月間インターンに参加させていただきました、同志社大学の酒井理紗です。331日をもってPHD協会でのインターンを終了しました。2か月間通った今、振り返ってみると本当に様々な経験をさせていただき、多くの学びや気づきを得ることができたと感じています。

例えば、このインターンを通して、自分が将来本当にやりたいことに気づくことができました。参加する前は自分が将来何をやりたいのか全くわかりませんでした。しかし、PHD協会で様々な人に出会い、多くの経験をして、以前から興味はあった国際協力に将来的に携わっていきたいという夢を見つけることができました。このインターンに参加していなければその夢を見つけることは出来なかったと思います。国際協力を仕事にするという夢実現のためにこれから歩んでいきたいと思います。

また、国際協力には様々なあり方があるということを学びました。これまで私は国際協力は、実際に現地まで足を運んでその場で活動をしたり、お金や物など一時的な支援をしたりするものだと考えていました。しかし、PHD協会は日本に研修生をよび、しかも知識や経験という恒久的なものを提供するという形の支援であり、国際協力には多様なあり方があるのだという事を学びました。

研修生との関わりからも多くのことを学びました。

例えば、宗教のことです。研修生と共に行動していた際、宗教的な理由で食べれない食材があったため気を使いながらご飯を食べていたり、毎日礼拝を行っていたりしている光景によく出会いました。私たち日本人は、日常生活を送る上で宗教を意識することはほとんどありませんが、研修生にとっては宗教はとても大事なものだったのです。研修生と関わって、彼女たちは宗教と密接に関わった生活を送っているのだと身をもって実感することができました。

また、日本では当たり前のことが当たり前ではないことがあるということも学ぶことができました。日本では、夜寝る前に歯磨きをするとか、ごみはゴミ箱に捨てリサイクルをするといったことは当たり前のことです。しかし、研修生の国ではそういったことは当たり前のことではなく、むしろそれらのことで様々な問題を抱えています。加えて、日本ではインフラが整備されていますが、研修生の国ではインフラも整備されておらず、学校まで険しい道を通らなければならないなど想像以上に厳しい状況に置かれています。彼女たちの話を聞いて、私たちの生活がいかに恵まれているかを客観的に知ることができ、そしてその生活は決して当たり前ではない状況があるということを知ることができました。

他にもここにはすべて書ききれないほどのたくさんの経験や学びをさせていただき、とても充実した春休みを送ることができました。この経験は私にとってとても大きな経験となり、初めはやろうか迷いに迷ったこのインターンも、今となってはやってよかったと心から思います。様々な学びや気づきを与えてくださったPHD協会には感謝の気持ちでいっぱいです。2カ月で学んだことをこれからの人生にも活かしていきたいと思います。

本当にありがとうございました!!!

 

こんにちは!

 

関西学院大学社会学部の八百野寛則です。

3/30をもって、2月初旬から参加していたPHD協会へのインターンが終了しました。このインターンを終えた現在、私はこの学生生活の春休みにPHD協会へ2ヶ月間通ったことは、これからの自分の人生において非常に大きな糧となるはずだと感じています。

 

 

私は、この2ヶ月で多くの経験をし、多くを学びました。

 

例えば、ご寄附頂いた使用済み切手や、書き損じハガキなどの集計といった、普段はなかなか取り扱う機会のない内容の事務作業がありました。こうした事務作業を通じて、地道で小さな作業であっても、積もり積もれば大きな成果となり縁の下の力持ちとして組織を支えられるのだと実感出来ました。

 

そして、これまで私は「国際協力」は、実際に現地まで足を運んでその場で活動をすべきだと考えていました。現地でしか得られないことがあるはずだからです。

 

しかし、国際協力には様々な形があるのだということに気づきました。

 

それは、PHD協会のように間接的な国際協力も出来るのだということです。実際に現地へ赴くことも、もちろん必要ですが、研修生を村のリーダーとして育成することで、その村の支援活動へと繋げるという形にとても共感させられました。研修生が日本で学ぶからこそ、専門的な充実した環境を整えることが出来ているのだと気づきました。

 

 

最後に私が、この2ヶ月間を過ごして一番強く感じていることは、誰しもが誰かを支え、そして支えられているのだということです。

 

これは、綺麗事でも何でもなく私が素直に感じていることです!

 

研修生は、PHD協会や日本のお父さん・お母さん、各機関の先生方によって支えられています。その研修生達は現在、帰国後に村の人々を支えています。また、PHD協会も各機関の先生方や、ボランティアの方々によって支えられています。そして、私もPHD協会のスタッフの方々に支えられてきました。

 

 

私は、将来の目標である、多くの人々を支え、信頼されるような人物になるのだという思いが一層深くなりました。このPHD協会へのインターンは終わりましたが、それっきりにするのではなくどんな形であれ、国際協力に携わっていきたいと思います。

 

私は、このPHD協会で得た2ヶ月間の経験をこれからの人生に生かしていきます!

 

 

こんにちは、二回目の登場になります。

インターン生の同志社大学二回生中嶋里佳子です。

 

本日330日で、PHD協会でのインターンシップが終了しました。

約二ヶ月間、合計90時間程こちらで働かせていただきました。

 

終わって見るととても早く感じ、本当に90時間も働いた?と疑問に思ってしまいます。

 

しかし、今の私の価値観、知識、そして職員の方との仲のよさを考えると、確実に二ヶ月間楽しいことや、辛いことを経験しながら充実したインターンシップをしてきたんだなと実感することが出来ます。

 

 

 

 

私はこのインターンシップで、「何事も楽しむこと」「人々の繋がり」の大切さを学びました。

 

一つ目の「何事も楽しむこと」は、

約一ヶ月間共に過ごしてきた海外研修生三人を見て感じました。

 

私は、研修生のレポート課題やごみ処理研修に一緒に参加させていただいたのですが、彼女達からは全く「やらされている」「つまらない」という雰囲気を感じることはありませんでした。

 

新しいことを知ること、知らない土地に行くこと、知らない人に会うこと

彼女達はいつも新しいことに対してわくわくした気持ちで臨んでいました。

 

 

 

確かに「難しくて分らないです」と弱音を吐くときもありましたが、三人で助け合いながら一生懸命理解しようとしている姿がとても印象に残っています。

 

私は新しいことを始めるときに「出来るかどうか」を先に考えてしまいます。「皆よりできない」「今からはじめても遅い」と思ってしまいます。しかし、彼女達のように新しいことにチャレンジするときに「楽しいこと」を見つけることで、何事も前向きに挑戦していけるんだと気付くことができました。

 

 

 

 

 

二つ目、「人々の繋がり」の大切さは、PHD協会の職員の方だけでなく、研修先の先生方、ホームステイ先の家族を見て改めて感じました。

 

研修生が、それぞれの国で課題になっている教育や歯科の研修を受け、帰国後に国の発展のために役立てます。慣れない日本での暮らしを日本のお母さんが優しく支えてくれることで、毎日元気に研修を受けることが出来ます。

 

 

 

 

こうみると日本人が、一方的に海外研修生を支え、研修生はサポートされているだけのように思われます。

 

しかし実際、研修を行うことで、先生方は海外の現状や課題を発見することが出来ます。また、新しい教え方を思いつくこともあります。

ホームステイ先のお母さん達も、本当の娘と過ごすように、一年間たくさんの幸せを貰いながら生活をしていたと思います。

 

国際協力と言うと、一方だけが支援し、また一方は助けられているだけだと思われがちですが、実際は相互的に支えあっているということを学びました。

まさにPHD協会がテーマに掲げる「ともに生きる」を感じました。

 

 

 

最後に、この二ヶ月間楽しんでインターンシップをすることが出来たのは、一緒に参加した八百野くん、酒井さん、海外研修生三名、そしてPHD協会の職員の方のお陰だと思います。

 

慣れないことばかりで、自分になにが出来るのだろうかと自信を失うこともありましたが、周りに居る温かい人々のお陰で投げ出すことなく続けることが出来ました。

 

本日で、PHD協会でのインターンシップは終わってしまいますが、これからもこの縁を大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

 

3月8日(木)は35期研修生見送りのため、15:30以降はスタッフが全て外出し、神戸の事務所は不在となります。お電話、FAX、メール、SNSなどでお問い合わせいただいた場合、翌日3月9日(金)以降にお返事させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

こんにちは、インターン生の酒井です。

227日に、歯科衛生士の高藤さんにお越しいただき、口腔衛生の研修を行いました!

 

はじめに、歯ブラシの保管方法や使い方、種類、歯垢が溜まりやすいところについて勉強しました。歯ブラシは鉛筆を持つように持って、左右に小刻みに動かします。また、歯と歯、歯と歯肉の間や奥歯の溝などは歯垢が溜まりやすく、口の中が健康に保たれないため特に注意する必要があることを学びました。

続いて、実際に歯磨きをやってみました!まず、歯垢染色剤という、歯垢があるところがピンク色に染まる液を使って、自分の歯にどれだけ歯垢が溜まっているかを知りました。その後、歯磨きのポイントをおさえつつ、歯ブラシや歯間ブラシを使って正しく歯磨きをしました。思っていた以上に歯垢が残っており、正しく歯磨きをすることがいかに大切かがわかりました。


次に、タバコについて学びました。喫煙をした場合の肺や歯の状態を見て、体にどれだけの悪影響がを知りました。

口腔衛生に関する様々なことを学び歯がとても重要なことを改めて知ることができ、とても勉強になりました。また、高藤さんのお話を聞く研修生の姿勢は熱心そのものでした。研修生の母国では歯磨きをするという習慣がほとんどなく、虫歯や歯周病になる人がとても多いそうです。今回の研修は、研修生にとっても自分の国をよくするための重要な知識を得ることができた有意義な時間であったと思います。高藤さん、ありがとうございました!