最高に美味しい板チョコがピエール・マルコリーニ エクレアのもの
 
また食べてきましたよ。
630円の高級エクレアです。

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これが本当に美味しいんですね。
シューの伝統的風合いもまた素晴らしく、トッピングのナッツとキャラメルのソースも見事。
チョコムースにだってうっとりするのです。
でも・・・・ですよ。
 
やっぱり板チョコにやられてしまうんです。
本気で呼吸が止まりますね。
 
一瞬で溶けていくんです。
キメの細かさでさらりと溶けるんです。
 
しかしそれがながーく感じるほど、その溶け行く過程にドラマがあり、必然として食べる者の集中力を研ぎ澄まさせる力をみせてくれるんです。
 
軽いのに、なぜか強烈な圧力を舌に残すかのようにトロッとした風合い・・・、液体と固体の中間的な一瞬の質感を、何らばらつきのなく、シルクのように緻密な風合いで演出するのです。
 
全ての粒子が整然と立ち並び、その粒子が全く同じ瞬間に溶けるからこそ浮かび上がるそのキメの圧倒的な上等さ!!
 
優しいとか素朴だなんていう表現で満足してきた全ての食材を、軽く低レベルなものに思わせてしまうほどの説得力が走ります。
 
このエクレアの全てのパーツが、軽い震えを誘うほどに凄身を持っているのですが、やはり心拍数の上昇度で語れば、この板チョコ・・・というかチョコレートプレートを口に運ぶ直前がピークだと断言できます。
 
凄すぎる傑作ですよ!!