ピエールマルコリーニのスクープアイスクリーム&ソルベ(630円)が激うま!!

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ピエールマルコリーニのアイスクリームは「空気を抱き込ませる」ことでより軽やかで滑らかな食感になり、味や香りもより広がりますとのこと!
店頭では空気や温度に気を配り、常に最高のコンディションに整えておりますとのことーーー!!。

この作品はカップもいいけどワッフルですよね。
だってベルギーチョコだもの。
ベルギーワッフルと食べたいでしょ?
他のショコラティエ作品ならいざ知らず、ベルギー人のチョコはワッフルだぜ、ベイビーなわけですよ。
で、そのワッフルコーン。
口当たりから甘い味わいを感じさせるものであり、香ばしさをも残します。
苦味ではなく渋みを感じさせるのは高級ショコラ店ならではのアプローチでありましょうか?
と、実はそれほどこだわりなんてないと思いつつも、一応ピエール・マルコリーニの世界観と浸ってみたり。
さサクサクとザクザクの中間の食感の心地よさが光ります。
美味しいです。
でもね、ここはやっぱりアイスクリームですよね!!
お勧めは一番人気のチョコレート!!
これを食べずにして、ピエール・マルコリーニは語れません。
ダブルだったら、バニラ、っキャラメルもいいのですが、いずれにしてもチョコレートアイスクリームを食べなかったら、キムタク知らずにSMAPファンと語るようなもの。
他のものが好みだとしても、だからと言って知らずに終われません!!
食べたあなたはラッキーですよ。
これを食べずに長寿を全うすることの悲しさよ。
3年分くらいの悲劇はこの作品で帳消しになることでしょう!!
で、チョコレートフレーバーを選択。
  
一番人気・・・にきまっていますが、そのチョコレートアイスクリームは、まるで冷たい生チョコレートを食べているかのような、ショコラティエのならではの作品。

チョコレートアイスクリームのわかりやすい美味しさとしてはパフェに入っている大ぶりなものをお勧めするところですが、この圧倒的個性こそ感動に値する作品。

当方のナンバーワンフェイバリットであります。


禁断症状がまた出てくる~!!


その舌触りは柔らかいのに粘りを感じさせるもので、チョコレートムースの個性を硬質に楽しめるもののようにも感じられます。
そこから綺麗な口どけを感じさせつつ、その過程においてチョコレートの持つ苦味だけを凛とさせていく様子は、まさに感動的な時間帯であり、その苦みが細かなパズルを形成し、ついには太いコクを構築していく様子を楽しませるものであります。
もちろん温度によって口どけするものでありますが、その溶ける様子がアイスクリームのそれではなく、ショコラの口どけ感を主体とする印象を解き放つあたりがピエール・マルコリーニ得意の上質さを露骨に表現する様を感じさせてくれます。クリームの滑らかでありながらゆるりとした口どけとは異なる、風味の粒子が解き放たれるようなショコラの口どけ感を十二分に楽しめるものと言えるでしょう。
舌の上に乗せれば、そのじわっと溶ける様の凄みに圧倒されること必至のチョコレートアイスクリームと言えます。飴成分を内包する(のかなあと思われる)分だけ、ショコラの瞬間的な口どけのスピード感はもたないものの、その緩やかさが実に悩ましく、緩やかとはいえキメを開放していく質感の口どけを時間をかけて楽しめることがこのアイスクリームの魅力です。
ミルクの風味で逃げようとしないチョコレートアイスクリームです。
チョコレートを飴とともに凍らせただけかの様にマイルドさを感じさせないストレートで都会的な風合いであります。それでいながら飴の性格出チョコレートのキメをべたつかせず、しかも口どけを重くもしないのです。
甘さはほとんどありませんが、甘さに押し出させることなくコクを強く太く表すところが素晴らしく、さらにはこの手の作品の多くは固い味わいで苦味を表現するのに対し、尖った味をみせずに苦みでコクを作るあたりが元々の素材のレベルの高さ。技術を超えた素材のポテンシャルがあってこその味わいと思えます。
 
美味しすぎます。
もうサーティワンアイスクリームにはいけない!!
って、3分くらいは誓うのでありました。

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スクープ アイスクリーム&ソルべ
\630/シングル・スモールダブル
\945/ダブル
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