ピエール・マルコリーニのトリュフ シャンパーニュ ♪86.0

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ミルクチョコレートの中にシャンパンで香りづけしたガナッシュ。シュガーパウダーでコーティングとのこと。
ピエール・マルコリーニ トリュフシャンパーニュ
 
コーティングのチョコレートは口どけはそれほど瞬間的に表現するものではありません。
トッピングのパウダーにより舌触りはいくらかザラッと感じられます。
 
シャンパンはやや多めなのか、アルコール感はきっちり感じられます。
細いタッチから、最終的にはがっちりその個性を浮かびあげるのです。
 
そしてチョコレートとシャンパンの個性が融合し、いくらか上等なウイスキーを思わす味わいも感じられます。
 
いやはや上等な材料ゆえの高級感・・・。
価格は裏切らないです。
 
しかしやはりというか、ハイライトは余韻にあるのです!
存在が消えてからこそが、マルコリーニの世界の本質です。
 
その余韻というなの官能の時間帯には、チョコレートのコクがアルコール感と共に揺らめきをみせるのです。
 
ここです、ここ!
 
この瞬間の色気が凄い!
 
チョコレートの持つ風味の奥深さ、そして表情の多さをしっかりと教えてくれる作品です。
唯のお洒落メニューというだけに終わらずに、シャンパンの存在意義を明快に示してくれる作品です。
美味しい!!