Truffe Fruit Fraise／フルーツトリュフ ストロベリー ♪81.8 ／ゴディバ
ストロベリーが入ったミルクチョコレートムースを
ホワイト＆ダークチョコレートでコーティングして、
ストロベリーパウダーで包みました。
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正直、ゴディバのフルーツチョコレート系はあまり満足度が得られないのです。
本当に申し訳ないのですが、逆にいえばスタンダードなショコラとナッツの組合せが素晴らしすぎるからこそ。
王道をきっちり王道たるレベルで主張するのはゴディバの実力でしょう。
そのためいくつかのフルーツピューレとチョコレートのブレンドで生まれたガナッシュに興味がわかないのですが、この作品だけは別ですね。
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その理由はホワイトチョコレートの美味しさ！！
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最外層のコーティングはストロベリーパウダーをトッピングされたダークチョコレートですが、その内側のホワイトチョコレートが実に美味い！！
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ホワイトチョコレートだけをコーティングにしたトリュフよりも、このホワイトチョコレートのコーティングの方が不思議と口どけの良さを感じるのです。
さらにはダークチョコレートが最初に舌先に触れるためなのか、ホワイトのぬっくり感が抑えられ、塩気をみせるようなざらついたタッチも滑らかに表現されます。クレームブリュレなどのトリュフはダークをホワイトでコーティングしていますが、ホワイトをダークでコーティングしたこちらの方がよりホワイの味わいが柔らかくも親しみある表情で楽しめるのです。
甘味柔らかで、よくあるザラッと舌感じとしょっぱさをみせるホワイトチョコレートにはならにんですね。
またダークはコーティングの薄さも魅力的です。
ホワイトの方がいくらか厚めに設計されていると思います。
ホワイトチョコレートを好意的に楽しむために最も適したトリュフはこれだと思います。
見た目の色に惑わされず、そのうちに秘めたるホワイトを感じてください。
またクーベルチョコにあたるのはストロベリー味のミルクチョコレートムースです。
クーベルチョコではなくってムースってのがゴディバらしいと言えばらしい残念さではありますが、まあカカオの個性もストロベリーの個性もしっかりみられます。
でもちょっと混ぜすぎかな。
表情がのっぺらぼうで、展開やアクセント、風味のキレがみられないんです。
下手するとストロベリーチョコの駄菓子と大きな差が見えない！！
ホワイトが素晴らしい個性を出しているだけに、もっとシンプルでもよかったかなぁとも。
そうそう、ストロベリーパウダーとダークの組合せは悪くないですよ。
苦味あるダークに、混ざりきらずにストロベリーパウダーがアクセントを粒子感を持って添えていきます。いくらかの華やかさが生まれてGOOD。
シンプルな方が好きではありますが、否定するほどでもなく、レパートリーの一つとして楽しめます。