PINKCREAM31 のなぜサーティワンアイスクリームは32種類のアイスを販売するのか?


2010年3月8日新発売のフレーバーです!


クローバー蜂蜜を使用とのこと。
クローバーの蜂蜜ってなんだろうか? って思う方にはちょっと御説明。
ミツバチがクローバーの白い花の蜜を集めてつくった蜂蜜のこと。
ここまでは当然。
でも知らない人は知らない・・・。

ミツバチの巣の周りにある花の種類って、大事なんですよ。
ミツバチが何の花から蜜を集めたかによって、味も香りももちろん値段も大違いなのでありますから。

そこでクローバー。
クローバー蜂蜜は、一般的にくせがない味わい。でも香りは優雅。
ものによってはクリーミーな感じもあって、色は薄め。
って、この個性はアイスクリームへのブレンドに最高なんですね・・・と、思いません??


問題は、他の花の蜜が混じると、その透明感ある風合いゆえに大きくクウォリティーが落ちるということ。
ハーゲンダッツがどの程度のグレードのクローバー蜂蜜を使用しているのか見極めたいものです。
また今回のハニーミルクはそこに牧草にまでこだわった牧牛のミルクを使用したとのこと。
しかし産地不明。
蜂蜜の産地も不明。
素材に拘っているのに表記はアバウト・・・いやいやそこは謙虚なハーゲンダッツさんだからなわけです。


で、内容。
ハーゲンダッツにしては軽くふわっとした食感ですね。
口当たりから蜂蜜のとろんとした風合いが感じられます。
何となくクローバー蜂蜜って感じです。
ちょっと大ぶりの果実を思わす蜜の舌触りの重さを持った滑らかさ・・・なるほどクローバー蜂蜜なのかな?
熟成感を覚えるような枯れた風合いにして、フレッシュさを感じさせる独特の素養も、クローバー蜂蜜の枯れ感の表れでしょうか?
よしわかった、これでOK。


クローバー蜂蜜だとわざわざ主張するに値する内容であると、評価します!!
私はね。
で、その個性ゆえにちょっと浅田飴的な味わいに見えるのは御愛嬌。
それと口当たりから何となくにもピーナッツの味が感じられます。
ミルクの風合いに蜂蜜の個性が重なり、少し太く暗い印象が生まれ、これがナッティーなコクにも感じられるんでしょうかね。
塩を使わずに炒ったアメリカ産ピーナッツな感じなんですね。
とかいいつつも、余韻まで浮遊感ある蜂蜜の風味は見事。酸味に鋭さが皆無なために、まったりした味わいを楽しめます。


それにしてもネーミングの割に意外に独創的なこの作品ですね。
何となく黒糖黒蜜フレーバーと同じ開発屋さんの作品の匂いがぷんぷん・・・。
違うんだろうけどね。
だって黒糖黒みつなんて、おそらくーだけど日本限定でしょうから。
違うかな?