その質感が大胆。
粘りをたっぷり感じさせるのは、飴が多量に使われているからでしょうか？
糸を引くかのように伸びるアイスクリームは、トルコ的でありながらさらにそれよりも食感の厚みがあり、内包するザラッとした砂糖の粒子がまた一段と強い個性で食べるものを引きつけます。
紫とピンクの２つのアイスクリームで構成されています。
ピンクのストロベリーアイスクリームは甘さが丸っこい、いかにも愛くるしさ感じる味わいが素晴らしいもの。
アメリカのファミリーアイスクリームのストロベリー的なチープさをしっかり楽しませてくれる点に感激されられます。
ハーゲンダッツには絶対にできないであろう個性であり魅力です。
口当たりからずっしり甘いも、ミルクの味わいが流れ出す中盤にいちごミルクの風合いを楽しめ、その甘味がいとおしくてなりません。後味のベリーの風合いが軽く酸味を添えながらも、主題である柔らかな甘味を崩すことはないのです。
これは凄味を感じるほどの愛らしさ！
紫色のアイスクリームは、まさにコットンキャンディー、綿菓子の味わい。
甘味のトロンとした密度ある表情と、少しレトロな風合いを残すその性格に、思わずにやりとさせられます。
ストロベリーアイスクリームとの共演では、適度なコントラストと、適度な共鳴を感じさせ、飽きさせない味わいと、落ち着きのある風合いを表現。
これは素晴らしい！
何よりもバスキンロビンスの青とピンクのカラーリングにドンピタリなこのフレーバー。
サーティワンアイスクリームを代表する作品といって過言でなし！